1) 航空機座席+機内用車いす 一体型航空機シート「ウェルボヤージュ・シート」 

誰もが快適な空の旅を楽しめる「空旅のユニバーサルデザイン」を実現するための研究開発がJAXA(宇宙航空研究開発機構)と進められている。
ウェルボヤージュ・シートは、機内で座席に移乗する際の身体的負担を軽減するために開発を進めている、航空機座席と機内用車いすが一体となったシート。搭乗時にウェルボヤージュ・シートに乗り換えれば、機内用車いすと同様に機内に移動でき、そのまま座席になります。移乗回数を減らすことで、車いすユーザーと介助者の負担を軽減し、スムーズで快適な移動を提供する。

・座席フレームから1席ずつ取り外し可能
・360度動くキャスターで、前後・左右への移動が可能
・窓側席としても固定でき、外の景色を楽しめる

2) 次世代の移動空間モック「I.C.30 -Integrated Cabin 2030-」

トヨタ紡織が安全、環境をベースに快適な移動空間の実現に向けて開発を進めている製品が、自動車型モックと透過ディスプレイを用いて紹介される。さまざまな着座姿勢を考慮し、安全・安心で快適性を追求した「リラックス&セーフティシート」、ユーザーの気分に寄り添った光の演出で心地良い空間を提供する「車室内イルミネーション」、各デバイスを連携させた空間制御など、トヨタ紡織の製品領域の広がりが観覧できる。

3)その他

・国土交通省の3D都市モデルを活用した体感シート「Proximity」
・自動車内装素材(シートカバー表皮、シルバーアント遮熱表皮材)を使用した衣装