2025年10月30日(木)〜11月9日(日)まで、東京ビッグサイトにて開催される『ジャパンモビリティショー2025』の日産ブースで、スカイライン“R400リミテッド”が初公開されるようだとのウワサが流れている。

スカイライン V6ツインターボエンジン

また、日産は新型エルグランドと最新AI技術を搭載した実験車両も展示するという。

日産 エルグランド次期型 予想CG

新型エルグランドも楽しみだが、日産のパフォーマンスファンにとって、ショーのハイライトは何と言っても400Rリミテッドだろう。残念ながらスペックの詳細などは不明だが、生産台数はわずか400台だという。

あのGT-Rと混同する方はいないと思うが、スカイラインセダンとは、4ドアのインフィニティQ50の日本市場向けバージョンで、400Rはレッドスポーツ400に相当する。どちらも日産のVR30DDTTツインターボ3.0L V6エンジンが搭載され、最高出力400psを発揮する。

日産は、Q50は2024年に米国でのラインナップから撤退すると発表したが、日本ではスカイラインの販売を継続しているのだ。つまりこの400Rリミテッドは、日本における日産最後の最新世代セダンとなる可能性がある。

スクープ班では、4ドアの後継モデルが現在開発中という情報を入手しており、一時は新たな車名が与えられるというウワサもあったが、どうやら『スカイライン』の名は継承される見込みで、早ければ2026年の登場が期待されている。

また、次世代型ではEVが検討されていたが、既存モデルとプラットフォームをQ50と共有し、V6ツインターボエンジンも継承される予定となっているようだ。

そのほか日産では、2024年に中東市場で販売を開始した7代目パトロールも日本初公開されるようだ。どうやら2025年内にも日本発売されるかもしれないのだという。

さらに、新型リーフとアリアの改良新型も公開されるようで、リーフはよりSUVらしいスタイリングを採用し、2つのスクリーンを備えたハイテクなキャビンを備え、フロントエンドの改良、インフォテインメントシステムのアップデート、サスペンションチューニングの見直し、そしてV2L充電機能の追加などが行なわれているという。また、2種類の容量のバッテリーが用意されるようだ。

人気ミニバンに、パフォーマンスセダン、EV、大型SUVなど多彩な顔ぶれで、日産ブースは活気が溢れるに違いない。