新たにSUVも視野にデザインと色で魅せるVOUGEの進化

べルサスを代表する名作、ストラテジーア・ヴォウジェは2011年、空前のミニバンブームとの親和性をテーマに誕生した。こだわったのはハイインセットなミニバンとのマッチングにおいて、いかに深く、立体的な造形を描き出せるか。そうして確立されたヴォウジェの圧倒的な3Dフォルムと、リム外周部まで突き抜けるような絶対的な大口径フェイスは幅広く支持を集める。それ以来、デザインはそのままながら、数多くの限定カラーモデルなどスピンオフも世に送り出し続け、長らくミニバンブームを牽引してきている。

そんなヴォウジェが2025年、満を持して世に送り出したのがこのヴォウジェSE。フェイス断面は本家とまったく同じだが、その全体はよりシャープでスポーティな味わいが増された印象。というのもこのSEが目指したのは、いま最も脂が乗り切っているとも言えるSUVの各車両との親和性。時代の変化を受け止めたうえで最先端に相応しい姿へとアップデートされたのがこのヴォウジェSEなのだ。

コンケイブ感はより強く、スポークは直線的でエッジの効いた造形に。その側面にはこれまでにない立体感の表現も投じられていて、直線的な折れはハイエンド感とスポーツ感の両方を絶妙に醸し出している。

その洗練された造形はまさに新世代のヴォウジェで、1ピースであっても名作の系譜だから威張り度は高い。気品と高級感も絶大だ。

VERSUS VOUGE SE×MAZDA CX-60
多くの限定色を発表するなど色にこだわるのもヴォウジェ流。SEにはストラテージア・ヴォウジェの標準色で奥深いクロームが特徴のクロモイブリード&イタリアーノも設定。
15本の間を最適にバランスした造形は、スポーティさだけでなくハイエンド感も満点。リム外周部には特許技術であるA.M.T.によるマシニングロゴも刻まれるなど、1ピースながら高級感も満点。 
ヴォウジェSEの特徴はこれまでになかった直線的な折れやエッジ感、スポークサイドの立体表現。正面からのデザイン断面はヴォウジェのそれを踏襲するが、現代車に合わせた造形に進化している。 

【VERSUS VOUGE SE(ベルサス・ヴォウジェ エスイー)】

SIZEH-PCDPRICE
17×7.0J5-114.3、5-120、5-100 他6万1600円〜8万4700円
18×7.0J5-114.3、5-120、5-100 他6万6000円〜9万200円
19×7.5J〜8.0J5-114.3、5-120 他7万7000円〜10万2850円
20×8.5J〜9.0J5-114.3、5-120 他8万5800円〜11万3300円
21×8.5J5-114.3、5-12010万2300円
■カラー:セミグロスブラック、クロモイブリード、クロモイタリアーノ
■鋳造1ピース

時代を先取りした1stモデル「VERSUS STRATAGIA VOUGE」

登場から10年以上が経過した現在でも、古さをまったく感じさせない輝きを放っているのがストラテジーア・ヴォウジェ。ヴォウジェとは鉾槍を意味する言葉で、センター部を挟んで対峙するツインスポークとシングルスポークとが、長い一本の槍のようにデザインされているため、その突き抜け感と視覚的大口径感は破格。さらに有機的で多面的なサーフェイスデザインを採用することで、ナローサイズでも絶対的な立体感を実現しているのが特徴だ。もちろん現代車との相性も抜群だ。
平面と曲面を折り重ねたオーガニックなフェイスは、ヴォウジェSEとはまたひと味違った高級感を宿す。

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年11月号 No.359より