業界人コラム 最新鋭潜水艦「そうげい」が進水。高い潜航能力と攻撃能力で日本の海を護る【写真・1枚目】 支綱が切断され、進水する「そうげい」。全長84m、基準排水量約3000トンであり、充電能力が高いリチウムイオン蓄電池を搭載することで、長期間の潜航を可能とした(写真/海上自衛隊Xより) 海面に浮かぶ「そうげい」。「たいげい」型の外形は、ひとつ前の「そうりゅう」型とほとんど同じで見分けることが難しい。しいて言えば、「たいげい」型のほうがわずかに“ふっくら”した印象(写真/ふにに) 「そうりゅう」型11番艦「おうりゅう」。AIPを搭載した「そうりゅう」型だったが、11番艦・12番艦はAIPを廃止し、リチウムイオン電池搭載に切り替えている。「たいげい」型は当初からリチウムイオン電池搭載を考慮した設計がなされている(写真/海上自衛隊) 後からみた「そうげい」。「そうりゅう」型に続き、「たいげい」型は先進的なX舵を備えている(写真/ふにに) 魚雷から発生する雑音を抑えることで、敵に発見される危険性が減り、相手に反撃や対抗手段の余裕を与えない。また、潜水艦自身も攻撃を受ける可能性が大きく減るだろう(画像/事業評価報告書より) 潜水艦発射型誘導弾の運用構想図。敵の攻撃の届かない遠距離から、一方的攻撃を加えることが想定されている(画像/事業評価報告書より) この画像の記事を読む