異なる左右履きで個性派プレミアムを演出
プレシャスレオブロンドのボディカラーは、ノーマルでもエレガントな佇まい。その持ち味を崩さず、最小限の手数で他を圧倒する存在感を放つのがカトーさんのアルファードだ。
目を引くのがティーディメンドのエアサスで実現した驚異の低さ。アーム類とブレーキも同社の製品で揃え、トータルバランスの良さは完璧。前後で揃えた付け過ぎないキャンバー角も功を奏し、クルマ本来の気品を損なうことなくより重厚なスタイリングへと導いた。
もちろんホイールも高級志向を実現するためTWSをセレクト。TWSと言えばメイド·イン·ジャパンの鍛造ホイールというイメージが強いだけに、そのプレミアム感は格別。ラインアップも充実しているがどうしても1つに絞り切れず、モデル違いを左右で履き分けたのがポイント。右側が力強いツインスポークの205S、そして左側は繊細なフィンデザインが特徴の118Fエグゼ。デザインは違ってもディスクカラーはガンメタで揃えているからまとまりが良く、それでいて気付いた人に大きな驚きを与える贅沢なテクニック。サイズは車格にも負けない22インチを選び、製作を担当したビーエルスタイルの手でタイヤハウスなど見えない部分を徹底的に加工。限界ローダウンには不利な大径サイズでもキッチリと落とし切った。

WHEEL:22×9.5J
TIRE:235/30(ヴェノムパワー)




WHEEL:22×9.5J
TIRE:235/30(ヴェノムパワー)











STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年11月号 No.359より


