必要なアイテムがすべてセットになっている

『多機能接着剤はがし』セット内容はコンパクトな120mlの溶剤スプレーに加え、ファイバークロスとスクレーパーも付属。これだけでシールはがしの作業を完璧に行えるようになっているのだ。そこで実際にシール剥がしの作業をしてみた。

zepan car『多機能接着剤はがし(価格:1280円/税込)』
ステッカーや両面テープを接着していた部分に直接スプレーし、付属の専用スクレーバーで剥がすだけで、長年こびりついたノリや粘着剤をスピーディに溶かし、素材を傷めることなく剥がすことができる。

モールの張り替えなど活用範囲は幅広い

たとえばドアの風切り音防止や密着性を高めるためのドアモールの交換やドラレコ取り付け時の両面テープなど、最近のクルマは様々なパーツの取り付けに接着剤や両面テープを多用しており、実はシールやステッカーを剥がす以外にも、この『多機能接着剤はがし』は有効なのである。

今回は5年以上貼っていたステッカーの処理と、ドラレコ装着時の両面テープを剥がしてみた。付属のスクレーパーでシールや両面テープを剥がし、残ったノリに溶剤をスプレーしてクロスで拭き取る。これだけで見事キレイに、頑固なノリ残しもなく落とすことができるのだ。

シールやステッカーをはがした後、なかなか取れないノリ残りを放置している人も意外と多い。そのまま放置すると塗装面を傷付ける恐れがあるので、できれば早めに対処することをお勧めしたい。

5年以上前に作成したオリジナルシールがそろそろ劣化してきたので剥がすことにした。まずは付属のスクレーパーでシールを剥がしたが、紫外線などで劣化した粘着剤がボディに少し残った。
レモンの香りが漂う溶剤を、軽くスプレー。しつこい汚れの場合には少し時間が経つと浸透して効果的だ。数分放置した後、付属のクロスで拭き上げれば、ノリ残りもきれいさっぱり除去。塗装面を傷付けることもなかった。
ドライブレコーダーを取り付ける際に使用した両面テープが、強い紫外線の影響か固着。そこで溶剤をスプレーした後、数分間放置すれば溶剤が両面テープに浸透。簡単に取り除くことができた。