高い解放感で人気があるガラスルーフに電動のサンシェードを全車に標準装備するなど快適性も向上

このたびのアップデートは、ユーザーの声を反映し、エアコンの冷却性能・静粛性の向上や、CarPlayのワイヤレス接続、V2Hの効率向上など、機能面を強化したほか、電動セダンらしい走りを意識した変更が行われた。

足まわりでは、これまでAWDモデルのみ装着していた機械式油圧可変ダンパーを後輪駆動モデルにも標準装備。AWDモデルには電子制御式サスペンションの「DiSus-C」が新たに採用された。「DiSus-C」は、従来の機械式油圧可変ダンパーに比べて、よりきめ細やかな減衰力制御が可能となり、滑らかな乗り心地と高い操縦安定性を両立している。

エクステリアでは新デザインの19インチアルミホイールを採用。AWDモデルでは、赤く塗装されたブレーキキャリパーを装備し、スポーティさがより一層強調された。

そして室内装備においては、高い解放感で人気があるガラスルーフに電動のサンシェードを全車に標準装備。さらに運転席へのサングラスケースを追加するなど、日常利用での快適性を高めている。

なお、今回アップデートを受けた新しい「シール」は、10月29日から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025(一般公開は10月31日〜11月9日)」にて披露される予定。また、同ショーの主催者公式プログラム「試乗プログラムASV/ZEV試乗体験・Personal Mobility Ride」では抽選で試乗することも可能だ。

●BYD「シール」モデルラインナップ
・シール(RWD):495万円[640km]
・シールAWD(4WD):572万円[575km]
※価格は消費税込み。[ ]内はWLTCモードによる一充電航続距離