2027年以降にスカイアクティブZを搭載


人気コンパクトSUVの「CX-5」がフルモデルチェンジした。今回登場した3代目でもその地位が揺らがないように細心の注意が払われた。日々の優れた使い勝手など従来モデルの美点を踏襲しつつ、ADASやHMIなどの先進性とデザインや快適性能を洗練させている。
パワートレインは、2.5L 直4ガソリンエンジンのマイルドハイブリッドのみ。人気のディーゼルは今回ラインナップされないが、2027年以降にスカイアクティブZと呼ばれる圧縮着火の新内燃ガソリンエンジンに新ハイブリッドシステムを組み合わせたグレードが追加されるという。
全長とホイールベースが115mm長くなったおかげで、後席の居住性が大幅に改善され、乗降性も格段に向上した。


室内は15.6インチの大型インフォテインメントディスプレイを搭載したことと、優れた音声認識性能をもつグーグルの導入がトピック。一方で会場における室内の注目ポイントは、ステアリングホイールセンターパッドのエンブレムが「MAZDA」のロゴとなったことだろう。日本導入は2026年を予定している。
Specifications
CX-5 2.5L GE
全長×全幅×全高 4690×1860×1695mm
ホイールベース 2815mm
パワーユニット 2.5リッター直列4気筒ガソリン+モーター
駆動方式 FWD
車両重量 1629kg