走るほどにCO₂を削減する

「マツダ ビジョン クロスクーペ」は2ローター・ロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載する4ドアスポーツクーペ。最高出力510psを誇り、EV走行距離160km、エンジンと併用で800kmの航続距離を実現するという。

ロータリーターボが直接駆動力を生むのか、シリーズレンジエクステンダーなのかは明らかにされていないが、関係者によれば直接駆動となる見込みで、次世代のロータリースポーツ誕生にも含みを持たせている。



もうひとつの大きなトピックは、マツダが独自開発した「マツダ モバイル カーボン キャプチャー」の搭載。排気管の後方にCO₂を吸着するゼオライトを内蔵したCO₂回収装置で排ガスに含まれるCO₂を直接回収して、「走る歓びは、地球を笑顔にする」というテーマを具現する。微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料と併用することで、走るほどに大気中のCO2を削減するカーボンネガティブを実現すると謳う。
Specifications
ビジョン クロスクーペ
全長×全幅×全高 5050×1995×1480mm
ホイールベース 3080mm
パワーユニット 2ローター・ロータリーターボ+モーター
最高出力 510PS
最大航続距離 800km
EV走行可能距離 160km
