テーマは「FOREVER ADVENTURE」
三菱ブースのテーマは「FOREVER ADVENTURE」。三菱のクルマなら、魅力あふれる冒険の旅に出かけ、どのような過酷な環境でもそれをものともせず乗り越えることができ、無事に帰ってくることができる……まさに、アクティブユーザーに古くから支持される三菱らしいテーマと言えるだろう。

ベールを纏った展示車両は4台。事前の出展概要から考察するに、ステージはコンセプトカー。その左の2台はサイズと形状からデリカD:5とデリカミニと推察できる。また、ブース右奥の斜面に展示されている車両はデリカD:5のようだが、ベールを纏っているということは何かサプライズがあるのだろうか。



なお、2日目以降はプレスカンファレンス用の座席が撤去されたため、レイアウトが変更されています。
「ELEVANCE CONCEPT」

事前情報やスクープでたびたびその片鱗を見せていたショーモデルのコンセプトカーがアンベール。「ELEVANCE CONCEPT(エレヴァンスコンセプト)」と名付けられたこのモデルは4モーター+AWDを三菱自慢のS-AWC(スーパーオールホイールコントロール)で駆動するPHEV(プラグインハイブリッド車)だ。

そのスタイルは三菱の「ダイナミックシールド」フェイスに、アウトランダーかエクリプスクロスを感じさせるクロスオーバーSUVスタイル。ブーステーマである「FOREVER ADVENTURE」を体現したモデルだ。

観音開きドアも然ることながらソーラーパネルを搭載したキャンピングトレーラーが面白い。展示車両は不可動ながら、コンセプトとしてはベッドルームやキッチン、トイレといったシステムを格納・展開できるというものだそうだ。追って、エレヴァンスコンセプトの詳細をお届けしたい。


新型デリカD:5発表!10月30日より先行予約開始
ステージ左の2台は想像通りデリカD:5とデリカミニだった。新型デリカミニはすでに発表され先行予約も進められており、『ジャパンモビリティショー2025』をもって正式発売日となった。

そして、デリカD:5は”新型”としてのお披露目となった。その変化はマイナーチェンジといったところではあるが、フロントマスクやリヤゲートなどの意匠変更により従来モデルとは異なった印象を受ける。

新型デリカD:5の変更点については追って詳細をお知らせしたい。プレスカンファレンスでは今冬発売がアナウンスされ、『ジャパンモビリティショー2025』会期2日目となる10月30日から予約開始とのことだ。気になる人は会場で実車を確認すると良いだろう。


また、斜面に展示されていたデリカD:5はアクセサリー装着車だった。デリカD:5オーナーはカスタム志向の強いことから、純正アクセサリーとしてラインナップを充実させおり、ニューアイテムもお披露目された。装着パーツ一覧は追ってお知らせしたい。



これぞまさに「FOREVER ADVETURE」のテーマにふさわしい!
「アジアクロスカントリーラリー2025」優勝車
そして三菱ブースの一方の目玉が「アジアクロスカントリーラリー2025」優勝車であるトライトンだ。新型トライトンを投入して3年目、悲願の総合優勝を3年ぶりに奪還したマシンだ。

増岡浩総監督曰く、2025年の同ラリーは悪天候による路面コンディションの悪化により非常にハードな展開だったとのこと。そんなハードなラリーを走り切り優勝を持ち帰ってくる……これはまさに今回の三菱ブースのテーマそのものだと言えるだろう。

実はこれまで、参戦報告会や前述の優勝報告会も含め実戦用のトライトンがお披露目されたことがなかった。参戦報告のタイミングでは現地でテスト中であり、終了後もトラブルの調査やイベントのタイミングなどで展示は難しかったそうだ。

それが今回ついに実現した!実戦を潜り抜けたコンペティションマシンを目の前に見ることができる貴重な機会だ。しかも、写真を見ていただければわかる通りパーティションも無い状態で展示されていた。

惜しいかな、2日目からはベルトパーティションが引かれたが、それでも間近に寄って隅々まで観察できるのだからまさに果報と言えるだろう。ぜひ会場に足を運んでタイの風を感じて欲しい。
「デリ丸。」スタンプラリーをコンプリートで景品がもらえる!
三菱ブースでは参加型コンテンツも用意されており、「デリ丸。を探せ!」デジタルスタンプラリーもそのひとつ。会場に隠されたデリ丸。を探し出し、コンプリートすると景品としてデリ丸。プリントクッキーがもらえるのだ。


チーム三菱ラリーアート・増岡浩総監督が3年ぶりとなる「アジアクロスカントリーラリー」優勝を報告! | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム
