
カワサキがTesi H2 TERAを国内販売へ
bimotaとカワサキが技術連携して生まれた「Tesi H2 TERA」が、ついに日本市場で販売される見通しとなった。カワサキ公式サイトにて国内販売予定であることが明らかになっている。価格、発売時期などの詳細は追って発表される予定である。
スーパーチャージャー搭載の特別なパワートレイン
Tesi H2 TERAは、カワサキのスーパーチャージド直列4気筒エンジンを搭載するフラッグシップモデルである。ベースとなるNinja H2譲りのパワートレインは、最高出力200ps超を発生。独自のフロントスイングアーム構造を採用するTesiシリーズ特有のシャシー設計により、剛性とコーナリング性能を両立している。
Tesiシリーズの系譜とTERAの進化
bimotaのTesiシリーズは、前後スイングアームによるセンターハブステアリング構造で知られる革新的なスポーツモデル群である。Tesi H2 TERAでは、カーボンやアルミビレットを多用し、空力と軽量化を極限まで追求。電子制御サスペンションや最新のライディングアシストも搭載され、現代のハイパーバイクとして再構築されている。
国内導入の意義と今後の展開
bimotaとカワサキの提携は2019年に始まり、これまでヨーロッパ限定で展開されてきたTesi H2シリーズが、ついに日本市場へ上陸する。国内販売が実現すれば、スーパーチャージャー搭載のbimota車が日本で正式に購入可能となる初の事例となる。今後、正式なスペック・価格発表に注目が集まるだろう。





