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キッズ＆車いすユーザーetc…ステージイベント開催時等の優先エリアの有無などを自動車メーカーブースで確認してみた【ジャパンモビリティショー2025】

2025.10.31 06:00

by 古川教夫

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10月31日（金）から一般公開の始まるジャパンモビリティショー2025。その四輪、二輪のメーカーブースについて、子どもや車いす利用者などが優先的にステージイベントなどを観覧できるプライオリティエリア（優先エリア）の設置予定の有無を各ブースにうかがい確認して回った。掲載順は、ゆりかもめや都バスの乗降場など公共交通から比較的近く、トヨタブースのある南棟から隣りにある西棟、そして動く歩道の先、東棟となっている。ぜひ参考にして欲しい。
REPORT：古川教夫（Norio FURUKAWA）

JMS2025会場で聞いてみた！「プライオリティエリア等の有無はどうなっている？」

ブースによってステージ前に常設でプライオリティエリアをつくるメーカー、ステージイベント開催時などにエリアを設置するメーカー、エリアはつくらずスタッフによる声掛けや誘導を行なうメーカー、そしてステージイベントなどの開催予定がないためプライオリティエリアの設置を元々考えていないブースなど対応はさまざまだった。

またプレスデーでの事前確認になるので、一般公開時の混雑状況によっても対応が異なる場合もある。最終的には都度現地スタッフに確認するのが確実だが、今回のリストも目安にはなるかと思う。

なお、一覧にするとプライオリティエリアがないブースが子どもや車いす利用者などへの合理的配慮に欠けるように見える側面があるが、そもそもステージがなければエリアを作る必要がないという判断もまた当たり前といえるし、メーカーによっては回遊をしやすくして見やすいブースづくりをしているメーカーがあったり、来場者により必要と判断した場合は声掛けをしたり（声掛けはしないが、声掛けしやすいポジションをとる）などの指導を現場スタッフに徹底しているというブースもある。

バリアフリーと同じで、解決方法はひとつではないので、その違いも含めモビリティメーカー各社のソリューションにもバリエーションがあるというようにもとれるかと思う。