
ICEと電動二輪の新マーク戦略
ホンダはICE車では従来のウイングマークを継続する一方、電動二輪車では新フォントの「Honda」に統一し展開する。電動専用のプロダクトマークは「Honda WN7」を皮切りに、グローバル市場での電動二輪展開を象徴するデザインである。
ICE車のFUN商品には、「Honda Flagship WING」として刷新されたプロダクトエンブレムを採用。Gold Wing、CBR、レブルなどフラッグシップモデルに順次展開される。
「Honda Flagship WING」のデザインと特徴
新しい「Honda Flagship WING」は車体両側に装着され、先進性と親和性を両立させたシンプルなウイングデザインを採用。カラーはシルバーと黒のモノトーンで、多彩な車体色との調和を図る。
環境配慮型のサステナブルマテリアルも使用され、初公開は2025年ミラノEICMAの電子制御過給機付きV型3気筒エンジン搭載「V3R900 E-Compressor Prototype」である。2026年以降、各フラッグシップモデルに順次展開する。
プロダクトマーク
プロダクトエンブレム
電動二輪車で加速するグローバル戦略
ホンダは75年以上にわたるICE事業基盤を活かし、電動二輪車開発に本格的に取り組む。2024年を電動二輪グローバル展開元年と位置付け、アジア市場を中心に参入を開始。今後は欧州や北米市場への拡大も計画する。
電動二輪車のプロダクトマークには四輪電動製品で採用されている専用フォントを採用し、Hondaの電動化への取り組みを象徴。販売店やモータースポーツ活動でも展開され、ICE車とは異なる新しい価値を顧客に提供する。





