過酷なレース環境で得た制御技術や熱エネルギーマネジメントなどの知見を活用。電動モトクロスカテゴリー『MXEP』への参戦でさらなる電動技術の知見獲得を狙う

YE-01は、カーボンニュートラルの実現に「FUN」でアプローチする電動モトクロスバイクのコンセプト。フランスの電動二輪メーカー、Electric Motion SASと共同開発したモデルだ。

ヤマハは、電動トライアルバイクTY-EによるFIMトライアル世界選手権への参戦や、同社がパワートレインを提供するLola Yamaha Abt Formula E TEAMでのABB FIA フォーミュラE世界選手権に参戦している。今回出展のYE-01では、これまでの過酷なレース環境で得た制御技術や熱エネルギーマネジメントなどの知見も活用し、電動モトクロスカテゴリー『MXEP』への2026年の参戦を目指す。モトクロスの世界での新たなチャレンジにより、さらなる電動技術の知見獲得を狙う構えだ。

ヤマハは全社環境目標として、2050年までに事業活動を含む製品ライフサイクル全体のカーボンニュートラル(※)達成を掲げている。今後も、電動化を含め、サステナビリティに寄与するさまざまな技術の研究・開発を推進し、マルチパスウェイでカーボンニュートラルの実現を目指す。
※事業所や工場、エネルギー購入を含む企業活動における排出(スコープ1.2.)+スコープ1.2.以外での製品使用や原材料調達を含むその他の排出(スコープ3.)

YE-01は、ヤマハの環境計画実現に向けた取り組みの一環であり、同社の電動化に対する姿勢を象徴するモデルのひとつ。感動創造企業として、電動ならではの魅力を活かした製品づくりを通じ、より多くのワクワクと楽しさを提供し続けていく。

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