スーパー耐久シリーズ参戦車両と同様の高精度にバランス取りしたFA24型「バランスドエンジン」を採用

BRZ STIスポーツ・タイプRAは、スバルとSTIがスーパー耐久シリーズをはじめとするモータースポーツで培ってきた技術や知見を活かし、走る愉しさを追求したコンプリートカー。

このモデルの主な特徴は以下のとおりで、ボディカラーは「WRブルー・パール」と「クリスタルホワイト・パール(3万3000円高の有償)」の2色から選べる。
なお、11月15日、16日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第7戦 S耐FINAL大感謝祭」にて展示される予定だ。

バランスドエンジン
スーパー耐久シリーズ参戦車両「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept※」と同様の、高精度にバランス取りしたFA24型エンジンを採用。
ピストン、コンロッド、クランクシャフト、フライホイール、クラッチカバーの重量・回転バランス公差を徹底的に低減し、振動が少なく滑らかに吹け上がるレースカーのようなエンジンフィールを実現している。
※スーパー耐久シリーズ2022 第1戦から、2024第2戦まで参戦した車両

冷却フィン付リヤデファレンシャルケース
スーパー耐久シリーズ参戦車両「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」や、BRZのワンメイクレース参戦用グレードの「Cup Car Basic」で採用されている冷却フィン付リヤデファレンシャルケースを装備。
過酷な走行条件下でもデファレンシャルオイルの油温上昇を抑え、トラクション性能の低下を最小限に抑制する。

シフトアシスト機能(レブシンク/フラットシフト)
スーパー耐久シリーズの現場における「クルマとドライバーへの負担をどれだけ減らせるか」という課題から生まれた機能。
レブシンクは、シフトダウン時にエンジン回転数を自動制御し、スムーズな変速と運転負担を軽減。
フラットシフトは、アクセルを戻さずにシフトアップする操作を可能とし、トランスミッションへの負荷軽減と鋭い加速レスポンスを両立する機能だ。

ZF製フロント&リヤダンパー&STI製フレキシブルパーツ
スーパー耐久シリーズで培った知見を活かした専用ZF製ダンパーとSTI製フレキシブルパーツを採用することで、ドライバーの操作に忠実に応答する高い操縦性を実現している。

●スバル「BRZ STIスポーツ・タイプRA」主な特別装備
・ZF製フロント&リヤダンパー
・STI製BBS18インチ×7.5Jアルミホイール(マットグレイ/マットブロンズ)※1
・ブレンボ製フロント(17インチ対向4ポット)&リヤ(17インチ対向2ポット)、ベンチレーテッドディスクブレーキ(ゴールドキャリパー)
・冷却フィン付リヤデファレンシャルケース
・バランスドエンジン(ピストン&コンロッド、クランクシャフト、STI & TYPE RAロゴ入り専用プレート付)
・専用エンジンコントロールユニット(レブシンク&フラットシフト)
・バランスドクラッチカバー&フライホイール
・STI製フレキシブルVバー(STIロゴ入り)
・STI製フレキシブルドロースティフナー リヤ(STIロゴ入り)
・STI製パフォーマンスマフラー(STIロゴ入り)
・ファブリックシート[ブラック(レッドステッチ)]
・ブラックインナードアハンドル
・STI フロントアンダースポイラー
・STI リヤサイドアンダースポイラー
・STI ドライカーボンリヤスポイラー※2
・BRZリヤオーナメント(ラスターブラック塗装)
※1:タイプRAはマットグレイ、タイプRA withリヤスポイラーはマットブロンズ
※2:タイプRA withリヤスポイラーに装備