業界人コラム 海上自衛隊の新型「さくら」型哨戒艦が進水。小型ながら「無人機母艦」として活躍か?【写真・4枚目】 「さくら」型哨戒艦一番艦「さくら」。基準排水量1900トン、全長×全幅95m×12mと、一般的な護衛艦(例「あきづき」型:5050トン、150.5m×18.3m)の半分程度の小型艦。奥に見えるのは二番艦「たちばな」(写真/筆者) こちらは二番艦「たちばな」。小型の艦なので、ひとつの建造ドックを分割して2隻同時に建造されたようだ(写真/筆者) 「さくら」と「たちばな」の命名書。両艦の名前は、京都御所紫宸殿の庭を飾る「左近の桜、右近の橘」にちなんだもの。三番艦以降も樹木に由来する名前が与えられる(写真/筆者) 艦橋は塗装工事のため、目張りされていた。レーダー・ステルス性を考慮した凹凸の少ないデザインが特徴。艦橋正面の台上に唯一の固定武装である30mm機関砲が設置される(写真/筆者) 大きな多目的格納庫や、広い飛行甲板が設けられ、無人航空機などを運用することが想定されている。また、艦尾にはハッチが設けられており、ここから水上・水中無人機を運用することも可能だろう(写真/筆者) 本艦への搭載が予定されている無人機「V-BAT」。最大10時間の滞空性能を持ち、広い範囲を警戒監視することができる(写真/アメリカ海軍) この画像の記事を読む