FL5専用にダウンフォース量を適正化!
サーキット派のシビックタイプR乗り必見の新作アイテム!
ストリートカーからサーキットでのタイムアタックマシンまで、世界中のチューニングカーファンから高い支持を集めることで知られる“ボルテックス”のエアロパーツ。そんなボルテックスが、いよいよシビックタイプR用パーツの開発に着手した。

その注目の第1弾は、ボルテックスの原点ともいえるGTウイングだ。これまでにも数多くのGTウイングを開発してきたが、長年の経験からシビックタイプRのようなFF車では、リヤのダウンフォースが強すぎるとアンダーステアを誘発してしまうことに配慮。FL5用として用意された「タイプ4B」ウイングは、あえてダウンフォースレベルを抑えた翼断面を採用しているのが特徴となっている。
ラインナップは、車検対応となる1560mmサイズから、サーキット派や海外からの要望に応えた1700mm幅までを用意。ウイングの両サイドに装着されるエンドプレートも、FL5専用の新作が製作された。
ここで誤解してほしくないのは、ダウンフォースを抑えているとはいえ、当然ノーマルとは段違いのダウンフォース量を発揮しているということだ。それだけに、見た目だけのウイングではなく、ボルテックス製品は増大したダウンフォースにも十分耐えられるよう、ウイング内部構造も最適化されている。サーキットでの超高速域でも変形や破損の心配なく、安心して使用できるのだ。

さらに、ウイングステーについては、通常のサイドマウントに加え、多くの要望が寄せられていたスワンネックタイプも同時にデビュー。どちらのステーも、純正ステーを外した後に残るリヤゲートの取り付け穴を利用して装着できる設計となっており、取り付け時に大きな加工を必要としないのもポイントだ。

どちらのステーを選んでも、マウント部の複数ボルト穴を使用してウイング本体の仰角を調整可能。走行ステージやタイヤ、足まわりのセッティングに応じて、さらにフロントエアロの追加による前後バランスの調整も可能な設計となっている。

代表の中嶋さんによると、今後はフロントやサイドなどのエアロパーツにも着手する予定とのこと。もちろん、ボルテックス製品だけに、空力性能とスタイリングを両立させた仕上がりになることは間違いない。1日も早いデビューが期待される。
●取材協力:ボルテックス TEL:059-375-7792
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