アオシマ ザ☆バイク No.66 1/12 ホンダ AC15 ドリーム50 ’97 カスタム……2,860円(消費税込) 2026年4月発売予定

●1997年モデルのドリーム50を再現
●HRC製カスタムパーツが付属
●質感を高めるゴム製タイヤ
●ワイヤー、ホース類はビニールパイプで再現

【カスタムパーツリスト】
・フロントフェンダー
・フューエルタンク
・シングルポートシリンダーヘッド
・CRキャブレターキット
・メガホンマフラー
・クランクケースカバー
・ドライブチェーン
・リヤメンテナンススタンド

※本田技研工業(株)はDREAM50の車体及びノーマルパーツのみ承認しております。
※画像は試作品です。実際の商品とは異なる場合がございます。

1997年に登場した「ホンダ ドリーム50」とは?

ホンダの市販ゼロハンレーサー「CR110カブレーシング」が衝撃的なデビューを飾った35年後の1997年(平成9年)1月。フリークたちが待ち望んだ「CR110カブレーシング」の復刻版、『Dream50(ドリーム50)』がついに市販化された。

1962年(昭和37年)当時は高額過ぎて手の届かなかった夢(ドリーム)のマシンが、32万9000円という庶民にも手の届く価格でリリースされたことに誰もが驚いた。

ピストン1つの単気筒50cc原付モデルながら、DOHC4バルブエンジンを搭載した「ホンダ Dream50(ドリーム50)」。
フロントフォークのインナーチューブ径は27φ。前後ブレーキはコントロール性に優れた油圧ディスク式を採用。フロントは240φのディスクローターに、2ポットキャリパー。リアは190φのディスクローターにコンパクトなシングルピストンキャリパーを組み合わせるなど、パワーアップしたボアアップエンジン等にも対応する制動力を確保。
ホンダCR110カブレーシングは、ワークスレーサー「RC110」をベースに開発。世界GPのデビュー戦となった6月のマン島TTレースでは、2ストエンジンを搭載した並みいる強豪を相手に9位に入賞。国内デビューとなる7月の第5回全日本モーターサイクルクラブマンレースでは優勝を果たした。国内外で販売されたCR110カブレーシングは、多くのプライベーターたちに愛用され、数々のレーサーを育てた伝説のマシン。写真はレース仕様バージョン。
10円玉2枚分のわずかな燃焼室スペースに、吸気弁2本+排気弁2本=合計4本のバルブを収めたCR110カブレーシングの超精密なエンジン。
カスタム不要のスーパーカブ? DOHC4バルブ搭載の名車「CR110カブレーシング」って?|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス]

1958年(昭和33年)8月に登場以来、日本はもちろん世界各国で愛され続けてきたスーパーカブ。かつてカブには、“精密機械”と異名をとる、物凄いレースモデルが存在した。その名は「CR110カブレーシング」。通称シーアール・ヒャクトーだ。REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)

https://car.motor-fan.jp/article/10005407

ドリーム50のエンジンは「精密機械」の異名をとる、カムシャフト2本&小さな燃焼室に吸気バルブ2本・排気バルブ2本を備えた、空冷4ストローク単気筒DOHC 4バルブ49cc。シリンダーヘッドの左カバーは、その形状から別名「ミッキーマウス」とも呼ばれる。

ドリーム50は発売後、CR110カブレーシングフリークの中高年齢層から、既存モデルにない魅力を感じた若年層まで、幅広い人気を獲得。全国のサーキットではワンメイクレースやサーキット走行会など、ドリーム50をメインとしたイベントも積極的に開催された。

超ゼイタクな機構を備えつつ、32万9000円というバーゲンプライスで発売されたドリーム50だが、当時の一般ユーザーには「50ccなのに高額では?」と受け取られ模様で、残念ながら販売台数は伸びなかった。

ドリーム50は1999年(平成11年)の新排ガス規制に適合せず、惜しまれつつ生産終了。だが絶版後も各地でオフ会やミーティングが開催されるなど、根強い人気を誇った。

現在の中古車市場において程度の良い車両は、当時の新車価格を大幅に上回る価格で取引中。今では「お宝モデル」として定着している。

ホンダ・ドリーム50は何が素晴らしい? 50ccなのにDOHCエンジン! CR110カブレーシングの再来!|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス]

ホンダの市販ゼロハンレーサー「CR110カブレーシング」が衝撃的なデビューを飾った35年後の1997年(平成9年)1月。フリークたちが待ち望んだ「CR110カブレーシング」の復刻版、『Dream50(ドリーム50)』が市販化。1962年(昭和37年)当時は高額過ぎて手の届かなかった夢(ドリーム)のマシンが、32万9000円という庶民にも手の届く価格でリリースされたことに誰もが驚いた。REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

https://car.motor-fan.jp/article/10016113#google_vignette

プラモデルにはHRC製ドリーム50専用チューニングパーツを導入!

アオシマから発売された「ザ☆バイク No.66 1/12 ホンダ AC15 ドリーム50 ’97 カスタム(写真上)」には、ホンダのバイクレース部門『HRC』からリリースされていた、

・シングルポートシリンダーヘッド(エキゾーストパイプ1本出し仕様/ノーマルは2本出し仕様)
・軽量なアルミ製フューエルタンク
・レーシングキャブレターのケーヒンCRキャブレターキット
・メガホンマフラー
・HRCロゴ入りのクラッチカバー

など、当時発売されていた専用チューニングパーツを導入。ドリーム50フリークにはたまらない、最高に贅沢な一台を再現している。

月刊モトチャンプより

写真上は上記パーツを含め、HRC製キットをフルに組み込んだ完全レース仕様のドリーム50改。最高出力はノーマルの5.6ps/10,500rpmから、超高回転型の8.2ps/15,000rpmにアップ。ノーマルは32万9000円だが、HRCフルキット装着車は116万8000円だった。

筆者は1998年~1999年頃、モンキー50(ノーマル)で4ミニレース「オートボーイ杯」によく参戦。当時はHRCフルキット装着車も参戦していたが、同車の鋭い加速力はノーマルとは別物だったことを鮮明に記憶している。

なお現存するHRCフルキット装着車は現在、超お宝車として高額な価格で取り引きされている。