「湾岸BASE」復活の狼煙か!?
Japan Custom Car Culture Meet-up
11月1日、東京・江東区「海の森水上競技場」の広場にて、本誌主催のシークレットナイトイベント「ジャパン・カスタムカー・カルチャー・ミートアップ」が開催された。本イベントは、惜しくも今年の開催が見送られた「湾岸BASE YOKOHAMA」を再び実現させるためのプレイベントとして企画されたものだ。

車両のジャンルをあえて限定せず、「リアルなチューニングカー」から「ストリートカルチャーを象徴するカスタムカー」まで、多彩なラインナップを150台集結。その中核をなすのは、やはり世界中のファンを魅了し続けるリアルJDMであり、全体の約80%を占めた。
とはいえ、その内容は肩肘張ったものではない。オプションにゆかりのあるチューナーたちと、そのファンが集まり、秋の夜長をゆるやかに楽しもうという、まさに“大人のクルマ好き”のための集いだった。

会場にはRE雨宮やトップシークレット、スターロード等の老舗チューナー陣に加え、国産・輸入を問わず多彩なクラシックカービルダーも参加。愛車を囲みながら語り合う姿に、かつての湾岸の熱気が蘇るようだった。

また、今回は湾岸BASEを想定し、会場には大規模な照明設備を展開。ブルーやレッドのネオンも用意し、ハリウッド映画さながらの空間を作り上げた。


そして夜が深まるころ、会場に思いがけない来訪者が現れる。フォルクスワーゲンの最速ホットハッチ「ゴルフR」を駆って登場したのは、なんとフォルクスワーゲン乗用車ブランドの最高責任者、トーマス・シェーファーCEO本人。ジャパン・モビリティーショー視察のため来日中の多忙なスケジュールの合間を縫い、「日本のカスタムカルチャーをこの目で見たい」と、自ら会場に足を運んだという。





その熱意に応えるべく、オプション編集部・Daiが急遽アテンド役を務め、会場内を案内。トーマス・シェーファーCEOはRE雨宮の雨さんやトップシークレットのスモーキー永田らと語り合い、笑顔を見せていた。

突発的な展開ではあったものの、トーマス・シェーファーCEOが歩みを進める先には、あっという間に黒山の人だかりができていた。気取った様子は一切なく、集まったエンドユーザーとの交流を心から楽しんでいるのが伝わる。求められれば自然にサインに応じ、肩を並べて記念撮影にも応じる…。その飾らない立ち振る舞いが、とても印象的だった。

なお、この模様は近日中にYouTubeでも公開予定。世界のカスタムシーンが交わる貴重な瞬間を、ぜひチェックしてほしい。そして、プレイベントがこの成功を収めた今――次はいよいよ本番。“湾岸BASE”復活の狼煙が、静かに上がった夜だった。
REPORT:山田弘樹
