乗り心地を重視したフットワークチューニング
ハイエースの足まわりは、リアにリーフスプリング、フロントにトーションバーを採用していて乗り心地の悪さは誰もが知るところ。この足まわりにシャックルやブロックを加えてリフトアップ&ローダウンすると純正からのバランスが崩れて乗り心地はさらに悪くなるのは自明の理だ。
数多くのハイエースユーザーが訪れるスリーピースでは、リフトアップとローダウン、それぞれを志向する割り合いはほぼ同じという。そしてすべてのユーザーから聞こえてくるのが「乗り心地の悪さを何とかしてほしい」という声。そこで乗り心地を改善するためにリフトアップ&ローダウン共に推奨するのがオリジナルショックだ。
エナペタルベースの減衰力12段調整式(減衰力固定タイプも有り)で荷室の状態や走るステージに応じてセッティングするオーダーメイド品。不快な揺れを抑えて足まわりを引き締めることで乗り心地は断然よくなる。
またそうなると車高と共に変化した各パーツの角度や位置を矯正してやりたい。しかし、いろいろなパーツがリリースされておりどれを装着すればいいのか悩んでいる人も多いと思う。200系の足まわりを知り尽くしたスリーピースなら、使う人の要望/予算に応じた最適な足まわりをコーディネイトしてくれるのだ。
ローダウン仕様とリフトアップ仕様の足まわりをチェックしてみよう







オリジナルショックのサクラはオーバーホールが可能なのも特徴。リアのダウンブロックは2.5インチだが、荷室に積載する工具類によって車高が下がるのでサクラは3インチダウン仕様で製作。






リフトアップ用オリジナルショックのネーミングはアゲサクラ。リフトアップに見合ったストロークを確保して乗り心地の向上を図っている。デモカーは2インチリフトアップのステップ1仕様を装着している。
STYLE RV(スタイルRV) Vol.186 トヨタ ハイエース No.41より




