ユーティリティと安全性能を進化

2026年型ホンダ・パイロットは、標準装備のアップグレード、室内騒音の低減、高品質な素材により、乗員全員にさらなる快適性と機能性をもたらす室内空間を実現している。新開発の超ワイド12.3インチタッチスクリーン(前モデル比37%大型化)を全グレードに標準装備。最新のHMIソフトウェアにより、スムーズで遅延のない操作性を実現している。さらに10.2インチのデジタルクラスター(43%大型化)を搭載し、運転中の視認性と没入感を向上させている。

インフォテインメントシステムは、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続に対応、さらにGoogleビルトイン、5G Wi-Fiホットスポット機能が搭載された。シンプルさを追求した設計によりユーザー定義可能なショートカット機能が追加され、素早いアクセスを可能にしている。

2026年型パイロットには、安全運転支援技術「ホンダ・センシング」の全機能群、ホンダ独自の最新「先進互換性設計(ACE)」ボディ構造、頭部を包み込むように設計された先進エアバッグ技術が全てのグレードに標準搭載される。さらに、新機能として多重衝突時の損傷と負傷を軽減する新機能「衝突後ブレーキシステム(PCB)」が搭載されている。

トレイルスポーツ向けの本格派オフロード性能

ホンダ・パイロットは、オフロードでのトレイルスポーツ性能を考慮した設計により、極めて剛性の高いプラットフォームが採用されている。そこに、パワフルな3.5L DOHC V6エンジンが標準装備され、最高出力 285PS/6100rpm、最大トルク 355Nm/5000rpmを発揮する。パイロット専用にチューニングされた10速ATミッションとの組み合わせにより、滑らかで応答性の高い走行性能を実現している。

受賞歴を誇るホンダ i-VTM4 全輪駆動システムは全グレードで選択可能(一部グレードではオプション装備)。あらゆる走行状況、特に滑りやすい路面やオフロードでのトラクションを最適化するため、トルクベクタリングi-VTM4システムは前後車軸間だけでなく、左右後輪間にも最適なトルクを段階的に配分。エンジンのトルクの最大70%を後輪軸に、さらにそのトルクの100%を左右いずれかの後輪に分配可能で、コーナリング時に外側の後輪にトルクを多く分配することで車両の旋回性能を高めている。

5つの標準装備ドライブモード(ノーマル/エコ/スノー/スポーツ/トウ)で様々な状況に対応。EX-Lモデル以上(四輪駆動車)には砂地走行を最適化するサンドモードとトレイルモードを追加装備。全モデルにヒルディセントコントロールを標準装備。