最高出力150馬力! レブリミットは驚異の1万回転オーバー!

ナンバー付きサーキット仕様として進化を続ける初代コペン

ここで紹介するのは、兵庫県のコペン専門ショップ“も。ファク”で製作されたL880K型。軽自動車という枠にとらわれず、コペンが有する資質を全域で伸ばすことを目的にチューニングされたナンバー付きのサーキットスペックだ。

エンジンスペックは過激の一言。腰下にCADカーズ製の強化ピストンとキャリロ製のI断面コンロッドを組み込んだ上、ヘッドには作用角300度のハイカムを投入。さらにタービンも大型のRHF5をセットし、最大ブースト圧1.8キロ時に150ps/15kgmという強烈な出力を発生させる。レブリミットは1万1000rpmという高回転志向のセッティングも見逃せない。

ビッグタービン化に合わせて、インタークーラーもHKSの前置きタイプを導入。その他、ラジエターやオイルクーラーは“も。ファク”のオリジナルキットをインストールするなど、冷却系チューンに抜かりはない。

エクステリアの構成は同社のデモカーに近く、テイクオフ製の前後バンパーに片側120ミリワイドのオリジナルフェンダーをセット。大幅なワイドトレッド化によって、メカニカルグリップの向上を狙っているのだ。

サスペンションには、CRUXをベースにオリジナルセッティングした車高調(FR14kg/mm)を装備。ホイールはボルクレーシングのTE37V(FR8.0J+15)で、タイヤにはディレッツァZIII(FR205/50-15)を組み合わせる。

シンプルにまとめられたインテリアは、サーキット走行を楽しむためのストイックさの表れ。高回転化に合わせて、純正のメーターパネルの前には1万1000rpmスケールのタコメーターをセット。その周囲にはマルチメーターやラップタイマーも配備されている。

乗員保護と同時に、オープンボディの剛性を補うためのロールケージはサイドバー付きの9点式。縞鋼板で作られたフットプレートまで含めて非常にレーサーな仕上がりだが、ドリンクホルダーや1DINオーディオ等の快適装備を残しているところにオーナーのストリート魂を感じてしまう。

なお、このコペンのようなエアロパーツによるサイズ拡大だけを要件とした構造変更は、3万円程度のコストで可能とのこと。走行性能を飛躍させるための『普通車仕様』、コペン乗りであれば参考にしたい1台と言えるだろう。

●取材協力:も。ファク 兵庫県川西市東畦野2-1-8 TEL:072-791-5559

「このコペンGRスポーツ、異次元すぎる!」最高速200キロオーバーの衝撃

軽自動車の枠を超えたコペンGRスポーツ。も。ファクの手による精密チューニングは、タービン、コンロッド、ピストン、ハイカム、そしてF-CON Vプロによる制御まで、全てが専用設計。冷却系やブレーキ、サスペンションも徹底的にアップデートされ、ロールケージやスポーツメーターが装備された室内まで一切の妥協なし。軽とは思えない迫力を纏った一台に仕上がった。

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