冬の安心を塗り替える新世代ブリザック

『ブリザック WZ-1』最大のポイントは、乗用車用スタッドレスとして初めて商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を採用したこと。タイヤの骨格性能を底上げすることで、氷雪路だけでなくウェットやドライ路面でも高い操縦安定性と快適性を実現している。

30年を超える歴史を紡いできたブリザックシリーズの最新作、BRIDGESTONE『BLIZZAK WZ-1(価格:1万3970円~14万8500円/税込)』。サイズは145/80R13〜255/45R22で、全119サイズを設定する。

究極のアイスコントロール

さらに新開発の「Wコンタクト発泡ゴム」では、従来の水膜除去性能に加え、親水性向上ポリマーを新配合。氷上に残るわずかな水分までしっかりキャッチし、強力なグリップ力を発揮する。
加えて「L字タンクサイプ」による除水効果の向上で、VRX3比で氷上制動距離を11%短縮。滑りやすい交差点や坂道でも安定したブレーキングが可能となった。

またロングスティブルポリマーの採用により経年劣化にも強く、4年後でも高い性能を維持できるのも大きな魅力。進化を止めないブリザックの最新モデルは、この冬の本命スタッドレスといえる。

独自の商品設計基盤技術「ENLITEN」の採用により、高い基本性能はそのままに、アイス&スノー性能や性能持続性を際立たせた。

氷に効く!新生アイスガード誕生

ヨコハマゴムの定番スタッドレス、アイスガードもモデルチェンジを実施した。『アイスガード8』はヨコハマゴムの新技術コンセプト「冬テック」を採用し、氷上性能を大幅に強化した最新スタッドレスだ。
冬テックとは、氷とゴムの“接触密度”と路面との“接触面積”を最大化する技術のこと。新開発の「冬ピタ吸水ゴム」が氷上の水膜をしっかり吸収し、密着性を高めることで氷上でのグリップ力を向上。

さらにトレッドパターンも刷新し、大型ブロックと史上最多の溝エッジ量を確保。氷上制動14%、氷上旋回13%の性能アップを実現した。
雪上性能や静粛性も進化し、冬の多様な路面に対応するオールラウンダーに仕上がっている。

氷上、雪上性能に加え、静粛性についても大幅な進化を遂げたYOKOHAMA『IceGUARD 8』。トレッド幅の拡大により接地面積は8%増加、リブやブロックの大型化によりブロック剛性は7%増加している。これも氷上性能を高めるための工夫だ。

ホワイトレター入りスタッドレスタイヤも登場

今シーズンは、実用性のみならずデザイン性にも踏み込んだスタッドレスタイヤも新登場。注目は『W01 for WINTER』。ダンロップが新たに投入したこのモデルは、サイドウォールにホワイトレターを刻んだスタイリッシュなモデルだ。夏用として人気を博したW01のデザインをそのまま冬にも採用し、雪景色の中でも圧倒的な存在感を演出。足元から愛車の印象を一変させる。

もちろん性能も一級で、最新スタッドレス技術によって雪上・氷上で優れたグリップ力と制動性能を発揮。重量のあるワンボックス車でもしっかり止まり、安定して走れる耐荷重性も備える。冬場でもドレスアップを楽しみたいひとにとって、機能とスタイルを両立させた一本といえる。

DUNLOP『W01 for WINTER』ではサイズ展開にもこだわり、全3サイズのうち2サイズはカスタム志向のユーザーを意識した設定となる。