超高』精細画質のアドバンテージ

その特徴は、前後4Kの超高精細画質で記録しつつ、車内向けのインカメラを配置する3カメラの万全なカバー力。一般的なフルHDと比べると約2倍という圧倒的高画質を武器に、独自のMai Color Vivid+を加えることでガラスの反射などを補正し、鮮明さを高める画像処理も実施。万が一のトラブル時も詳細かつ明瞭な記録を残してくれる信頼性を担保しているのだ。

超高精細画質の軸となるイメージセンサーは、次世代型となるSTARVIS2 IMX678を使用し、昼間だけでなく夜間も美しい記録性能を存分に発揮している。加えてナイトオウルビジョンやルミビジョンといった技術を搭載することで、ノイズの軽減やグレアの抑制、ほぼ完全な暗闇でも鮮明な映像を記録する能力も搭載しているのだ。

また、画質面だけがアドバンテージではなく、ユーザビリティに優れた設計も秀逸。各種設定は本体に備わるスイッチで操作できるだけでなく、スマホとのペアリングによって設定を行なえる。また、音声コマンドによる記録や保存といったアクションも実現しているため、手軽さと使いやすさを備えているというわけだ。

さらに、マイクロSDに記録された映像は、スマホにも簡単にダウンロード可能。このダウンロード速度も見どころで、1分で区切った4K画質ならわずか数秒でスマホに取り込むことができるのだ。従来からあるスマホ接続モデルではフルHDでも1分以上かかっていたことを考えると、このダウンロード速度は驚異的と言っても過言ではないだろう。

70mai『ダッシュカムT800(価格:6万3990円/税込)』は前後と車内側を備える3カメラのハイエンドモデル。4Kの超高精細画質を備えるのが最大の特徴。
4K画質を実現する前後カメラは、周囲の風景はもちろん看板の表記もくっきりと判別できるほど。インカメラはフルHDながら、必要にして十分な画質で記録してくれる。
フルHD画質に留められているが、インカメラで得られる情報も十分。側面で発生する事故なども状況をしっかりと記録してくれる。
後方を記録するカメラもフロントと同様に4Kスペックを実装。追突や煽り運転などに対しても、ナンバーの数字をしっかりと記録できる。

超高精細画質に加え使いやすさまで完璧

こういった高機能をさらに補完する多彩なオプション設定も見どころ。特にニーズの高い駐車監視に関しては、当然のように専用の電源ケーブルを用意。さらに美しい画像をさらに強化するためのCPLフィルターなど、使うシーンに合わせたアイテムも用意されている。こうしたオプションを組み合わせれば、自分の使用環境に合わせた完璧なシステムを構築することも可能。まさに欲しい機能を全て網羅した、ドラレコ界の黒船と呼べる存在なのである。

70mai『CPLフィルター(価格:2690円/税込)』は、ガラスやダッシュボードの反射を軽減し、より鮮明な映像が記録するオプションパーツ。