業界人コラム 将来の無人機は「声」で指示を受ける!? 有人戦闘機×無人機の連携に向けた研究【写真・2枚目】 初公開された無人実験機。製造はSUBARUだ。全長は約3m、全幅は約2m。ボディはFRP(繊維強化プラスチック)製で、動力はバッテリー駆動となっている(写真/筆者) 公開された飛行試験の映像より、実験機の離陸。北海道大樹町の多目的航空公園で飛行試験は行なわれた。試験では5機による編隊飛行も行なわれた(防衛装備庁YouTubeより) 編隊飛行や空対空戦闘など、戦術機動を実現するため、これまでのウェイポイントを用いた手法と異なり、無人機が自律的に飛行経路を生成する技術が研究されている(画像/防衛装備庁) 一見するとジェットエンジンを搭載していそうな外観だが、動力はバッテリー駆動式であり、内部に推進用のファンを備えている。バッテリー駆動としたのは機体軽量化のためである。軽量化の理由は後述(写真/筆者) 離陸する無人実験機。本機の重量は25kg未満とサイズの割に軽量。25kg未満に抑えた理由は、重量25kgを超えると航空法上の制約(飛行許可の申請など)が多くなるためだ。機体設計を今回の研究目的に特化させることで軽量化を実現できた(写真/SUBARU) この画像の記事を読む