1.5L PHEVの最高出力408ps
日産が、ブランド初の電動ピックアップトラック「フロンティア・プロ」を、中国で発売した。
グローバル市場を視野に入れ展開、ガソリン、ディーゼル、プラグインの3種類のエンジンが用意される。
レトロフューチャリスティックな外観と電動パワートレイン、そして日産初の中国で設計・生産されたグローバルモデルという特徴を持ち、新型「フロンティア・プロ」が注目を集めている。しかし、この車に注目すべきもう一つの理由があります。それは、アメリカの自動車メーカーも驚く低価格なのだ。

日産が中国の東風汽車と共同開発した「フロンティア・プロ」が、発売開始となったが、価格はわずか2万4800ドル(約381万円)だ。この基本価格で2.0Lガソリンエンジン、ZF製8速オートマチックトランスミッション、ボルグワーナー製Mlock四輪駆動トランスミッションを搭載したエントリーグレードのフロンティア・プロが手に入るのだ。

ディーゼルバージョンも2種類用意されており、どちらも2.3Lエンジンを搭載、価格は25,200ドル〜28,000ドル(約387万円〜431万円)。しかし、日産の米国における現行トラックラインナップには電動化オプションがないため、最も興味深いのはPHEVだろう。
プラグインハイブリッドは、2つのヘッドライトをつなぐセグメント化されたLEDライトバーと、その下のボディ同色のプラスチックバンドで簡単に見分けられる。価格は30,800ドル〜35,000ドル(約474万円〜538万円)だが、1.5L PHEVの最高出力408psは、ガソリン車とディーゼル車の2倍以上であり、電気だけで84マイル(135km)走行できると報じられている。
フロンティプロのホイールベースは、3,300mm(130インチ)で、全く関係のないアメリカのフロンティアのショートベッドバージョンよりも車軸間がわずかに長くなっている。
キャビン内には、14.6インチのタブレット型インフォテインメントスクリーン、LCDメーターパネル、電子ギアセレクターなどを備え、内装もはるかにモダンに仕上げられている。
日産が他の市場への輸出を計画しているが、米国で別のバージョンが製造される可能性は十分にある。また、ピックアップ市場が盛り上がりを見せる日本市場導入があるのか、注目される。















