GM製の6.2L V8エンジンに交換する計画も?

日産Zカスタム ZLEYUZの350Z

日産350Zのオーナーであり、インスタグラムで「ZLEYUZ」として知られる人物が、サイバーパンク風カスタムクーペを公開、協力のもと写真を提供してくれた。

2002年に発売されたフェアレディZ(海外名:350Z)だが、そのプロポーションとドライブトレインレイアウトは、ワイルドな改造のための頼れるドナーカーとして今もなお健在だ。しかし、ZLEYUZの350Zはその究極モデルと言えそうだ。

同氏は、近未来ディストピア系オープンワールドRPG「サイバーパンク」と映画「ブレードランナー2049」のビジュアルスタイルに大きく影響を受けていると述べている。

日産Zカスタム ZLEYUZの350Z

このカスタムカーは、トヨタGR86/スバルBRZからヘッドライトを移植、カスタムLEDグラフィックによってレクサスのような顔面スワップが完成している。また、フロントバンパーは350ZとBRZを組み合わせたもので、ベント付きのボンネットも確認できる。

日産Zカスタム ZLEYUZの350Z

このボディラインには日本製のワイドボディキットが採用され、ボディワークから突き出たベントとフィンがアクセントとなっている。

リアセクションでは、ポルシェ911から流用した全幅LEDライトバーを装着、大型リアウイング、デュアルエキゾーストアウトレットを備えた角張ったディフューザー、そして分割リアウィンドウのような印象を与えるカスタムリアデッキを装備している。

また、足回りには、エアサスペンションと、超ワイドなアフターマーケットホイールにロープロファイルタイヤを装着しているという。

ボンネットの下には、日産製の3.5L V6エンジンが搭載され、ナイトロシステムが組み合わされている。しかし、オーナーによると、今後、GM製の6.2L V8エンジンに交換する予定とのことで、さらにパワーアップが予想される。

尚、この過激すぎるフェアレディZの制作費は好評されていないほか、合法か違法かも確認されていない、ちょっと危険なカスタムカーだ。