「#オプカン女子会」「#デリカミニ女子会」とは?

そもそも「#オプカン」とはトーヨータイヤのタイヤブランド「オープンカントリー」とそのユーザーを指すハッシュタグ。特に、オープンカントリーの女性ユーザーを「#オプカン女子」で、「#オプカン女子」によるミーティングイベントが「#オプカン女子会」だ。

「#オプカン女子会」×「#デリカミニ女子会」in南アルプス市。

「#オプカン女子」は女性モータージャーナリストの竹岡圭さんを”部長”に、2023年より「#オプカン女子会」が開催され、#オプカンが生産されるトーヨータイヤ仙台工場見学や、「東京オートサロン2024」ではステージイベントなども開催されている。

TOYO TIRESオープンカントリーのふるさと、仙台工場を訪ねてきました【#オプカン女子会】 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

#オプカン女子会、2024年もスタート! 工場見学ツアーに行ってきました TOYO TIRES公式のインスタグラムで参加募集が始まり、選ばれた#オプカン女子の皆さんが集結! 今回の企画内容は、#オプカンのふるさとである、 […]

https://motor-fan.jp/article/208505/
2024年3月に、「#オプカン」が製造されるトーヨータイヤ仙台工場で開催された「#オプカン女子会」。

一方、「#デリカミニ女子」は、タフイメージが強く圧倒的に男性ユーザーが多かった三菱自動車にあって、2023年に登場したデリカミニはこれまでにないくらい多くの女性がユーザーとなったことから、三菱自動車もデリカミニの女性オーナーの交流を後押ししたいという意向から企画された。

イベント参加者のデリカミニ(初代)。

そこで、三菱車と親和性の高いトーヨータイヤの#オプカンとデリカミニが女子会でコラボして開催されたのが今回のイベントというわけだ。

イベント会場となったのは南アルプス市の体験型複合施設「fumotto」。富士山と南アルプスを望む抜群のロケーションだ。

オシャレで充実したコンテンツに豪華ゲストも登場

ミーティングイベントとなると、ゲストのトークショーやステージイベントが用意されても、クルマの展示やオーナー同士の交流がメインの自由なスタイルが主流。しかし、このイベントは屋内での充実したコンテンツが用意されているのが特徴だ。

イベントの屋内会場の様子。MCは榊原夕子さんが務め、オープニングでは「#オプカン」「#オプカン女子」の紹介、デリカミニと「#デリカミニ女子」の紹介などが行なわれた。

「#オプカン女子」部長であるモータージャーナリストの竹岡圭さんのトークショーは、トークで終わりではなく全員参加型のクイズを実施。この日出会ったばかりで同じテーブルに着いた「#オプカン女子」「#デリカミニ女子」が協力してクイズに挑んだ。トップチームには豪華な景品も用意された。

トークショーの先陣を切った「#オプカン女子」部長の竹岡圭さん。
竹岡圭さんのトークショーはデリカミニや「#オプカン」、竹岡圭さん自身にまつわるクイズ形式。ちなみにこの出題は「一番人気の”ご当地デリ丸。”は?」というもので、答えは宮城県の伊達政宗デリ丸。だった。
回答はホワイトボード記述式で、テーブルごとの正答数を競う形。
テーブルに回答を聞いて回る竹岡圭さん。
景品には折り畳みミニチェアなど、竹岡圭さん提供のアイテムも。

他にも好きなシールを選んで自由に貼ってオリジナルタンブラーを作るワークショップの時間も設けられており、自分だけのひと品はイベントの記念になったことだろう。

オリジナルタンブラーを作るワークショップ。
デコレーション用に様々なデザインのシールが用意された。
ワークショップを楽しむ「#オプカン女子」&「#デリカミニ女子」のみなさん。

ゲストではZIP-FMで放送中の「WEEKEND SMILE」(毎週土曜7:30〜10:00)のパーソナリティ・玉置侑里子さんが名古屋から来場。「#オプカン」を履いた愛車を展示したほか、トークショーでは#オプカンとの出会いや、愛車でのドライブの話を披露した。

ゲストの玉置侑里子さん。
ZIP-FMとトーヨータイヤのコラボイベントの告知も行なわれた。

トリを務めたゲストは歌とアコーディオンの姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のおふたり。もちろん「#オプカン」ユーザーで、愛車のルノー・カングーで来場。「カングーの歌」など、軽妙洒脱な楽曲を披露して会場を大いに盛り上げた。

最後の屋内コンテンツとして会場を盛り上げた「チャラン・ポ・ランタン」。『「#オプカン」の歌』の制作し、先々のライブで披露することを宣言した。
ランチタイムの乾杯の音頭は「#オプカン女子」部長の竹岡圭さん。
ランチは地物素材のオシャレプレート。
フリードリンクは多彩なメニューが用意された。
イベントオリジナルのラテアート。

デリ丸。が大人気の#デリカミニ女子とジムニー人気の#オプカン女子

三菱が展示した超新型デリカミニとデリ丸。。

「#デリカミニ女子会」でもある今イベントでは、三菱が超新型デリカミニを展示。参加者もおおよそ2/3ほどをデリカミニが占めていたように見えた。中にはすでに超新型デリカミニが納車されているオーナーの姿も。そして、購入特典ということもあるがデリカミニの化身である「デリ丸。」だ大人気だ。購入特典以外にも大小のデリ丸。を揃えて車内に飾るなど、その人気ぶりには驚かされる。

大小のデリ丸。がズラリと並ぶオーナー車の超新型デリカミニ。

デリカミニ以外の「#オプカン女子」ではジムニーがまとまった台数を集めたいた他、デリカD:5やハイエースなどカスタム志向の強い車種が並んでいた。デリカミニもその例に漏れず、ガッツリカスタムされたクルマも見受けられた。

「#オプカン女子」の三菱デリカD:5とスズキ・ジムニー。
スズキ・ジムニー(シエラ含む)は今回、デリカミニに次ぐ参加台数。トヨタ・ハイエースやトヨタ・ランドクルーザーなどの参加車両の姿も。
バンパーガードやルーフキャリアなど、デリカD:5で定番のカスタムはデリカミニにもよく似合う。
リヤゲートラダーやマッドフラップもお馴染みの装備。やはりタフギア系カスタムが主流のようだ。

超新型デリカミニの他には、「#オプカン女子」部長の竹岡圭さんの三菱トライトン・クロスカントリーラリー参戦車や玉置侑里子さんのスズキ・ハスラー、「チャラン・ポ・ランタン」のルノー・カングー、トーヨータイヤのデモカー(ルノー・カングー)が展示された。

竹岡圭さんの三菱トライトン・クロスカントリーラリー参戦車。ちなみに愛称は”ももトン(↓)”。語尾は下がるらしい。
ピンクデリ丸。一般には頒布されない限定品。竹岡圭さん、試作品、三菱の元にある3体のみとか。
装着される「#オプカン」はオープンカントリーR/Tトレイル。サイズは265/70R17。
三菱が展示した超新型デリカミニとデリ丸。。デリカミニには「#オプカン」を装着。
オンロード用の「#オプカン」、オープンカントリーH/T IIのホワイトリボンタイヤを装着。サイズは165/60R15。
玉置侑里子さんの愛車、スズキ・ハスラー。
タイヤは195/80R15サイズのオープンカントリーR/T、ホワイトレター。
「チャラン・ポ・ランタン」の愛車、ルノー・カングー。
タイヤはオープンカントリーA/T EX、ホワイトレターを装着。
トーヨータイヤのデモカー、ルノー・カングー「#オプカンGOO」はオープンカントリーH/Tを装着。

参加者はフリータイムにはオーナー同士で交流したほか、竹岡圭さんとのおしゃべりや記念撮影。三菱が用意した巨大なデリ丸。(デカ丸。)と自身のデリ丸。で記念撮影をしたり思い思いの時間を過ごしたのだった。

竹岡圭さんとデカ丸。を囲んで記念撮影。
こちらは「#オプカン女子」の記念撮影。

「オープンカントリー」は42周年!

ちなみに、トーヨータイヤのオフロードタイヤブランド「オープンカントリー」は2025年で誕生から42周年。主に海外を中心に展開してきたが、2019年より本格的な国内導入がスタート。折しも、コロナ禍の影響によるアウトドア&キャンプブームから認知度・人気が高まり、「みんカラ」の「パーツ・オブ・イヤー SUV/4×4タイヤ部門」では11回連続上位評価を得るほど(直近の2025年上半期では1位を獲得)。

全7モデルの「#オプカン」を展示したトーヨータイヤブース。

特に今回は「#デリカミニ女子」とのコラボ女子会だけに、ホワイトリボン仕様もラインナップする街乗りメインのオープンカントリーH/T IIをアピールしていた。

オフロードユースや全天候性を謳う「#オプカン」シリーズにあって、街乗りやファッション性をアピールH/TIIは新境地のラインナップだ。

次回コラボイベントは?あるいはデリカミニ女子会の単独開催は?

充実したコンテンツで始終和気藹々とした雰囲気で終わった#オプカン女子会×#デリカミニ女子会。#オプカン女子会はすでに恒例イベントとなっており、年2〜3回ほど開催されている。一方で、#デリカミニ女子会は今回のコラボが初開催となった。

大いに盛り上がった「#オプカン女子」と「#デリカミニ女子」のコラボ女子会。次回開催も期待される。

フルモデルチェンジにより先代モデルにも増して女性ユーザーが増えている超新型デリカミニだが、あるいは2026年以降は「#デリカミニ女子会」の単独開催の可能性もあるのだろうか?

会場には多数のデリカミニが集まった。

一方で、三菱デリカはD:5、デリカミニともにユーザーのカスタム志向も強い。装着タイヤもカスタムの一環で、タフイメージのデリカに#オプカンを装着する例も多い。となると、合同イベントとしての「#オプカン女子会」×「#デリカミニ女子会」の次回開催もありそうだ。