
エクステリアは「風迹美学(風の軌跡をイメージしたデザイン哲学)」の理念を採用し、流麗で有機的なラインが自信と躍動感が表現されている。
独創的なLEDライトと風翼型のヘッドランプに加え、立体的な造形のテールランプがその姿をより際立たせている。
ボディカラーは、中国の自然をテーマにした6色が展開される。





インテリアは包み込まれるような温かな空間を目指して設計された。
広範囲にソフト素材を配し、触感にこだわりぬいた独自開発のシート表皮、ゼロホルムアルデヒド認証を取得した内装素材を採用するなど、家族が安心してくつろげる快適な空間を実現。
そして、前席には最新EVモデルの「N7」同様に、AIにより乗員の体形に合わせてシートを調整する「ゼロプレッシャーシート」を搭載するとともに、後席には新開発の「ゼロプレッシャーソファ」が採用された。
インテリアカラーはアイボリーとブラックの2種類で、ローズゴールドやダークパープルの装飾が細部に高級感が添えられている。
新型「N6」は、2.5Kの15.6インチ大型ディスプレイと最新の「NISSAN OS」を搭載している。
搭載されるAI音声アシスタントの「小尼」(シャオニー)は、方言対応やカラオケ機能に加え、ユーザーの声を記憶・再現して読み上げる音声複製機能など多彩な機能を備えている。
また、運転支援機能においては、モメンタ社と共同開発したエンドツーエンド型の統合運転支援システムを搭載。
高速道路での疲労軽減、通勤での手間削減、駐車でのストレス軽減を実現する「N6」の運転支援技術は、ドライブを包括的にサポートする。
新型「N6」は、新世代プラグインハイブリッドとして、4つの新たな基準を定義している。
1つ目は2L台/100kmという低燃費性能、2つ目は20kWh(21.1kWh)を超えるバッテリーによるEV最大航続距離180km、3つ目は20分以内で必要分が充電できる急速充電性能、そして4つ目は年間のランニングコストを2,000元(≒4.3万円)以内に抑えることにある。
この4つの基準が、次世代のプラグインハイブリッドに求められる新しい価値を示している。
なお、「N6」は中国一周燃費チャレンジを実施し、28日間で30省を横断、総走行距離14,000kmを走行して2.9L/100kmという燃費を達成し、ギネス世界記録を更新した。
「N6」は、高剛性のボディ構造、大型のサイドカーテンエアバックを含む7種類のエアバッグを装備するとともに、16種類の先進安全機能を搭載し、乗員の安全を守る。
加えて7,400項目の試験、5,500項目の試作確認、2,000以上の品質検査を実施し、徹底した品質管理が行われている。