Lamborghini Temerario Ad Personam
500名のゲストの前で特別なテメラリオを初公開

12月4日、ランボルギーニは、マイアミ・ビーチで開催された限定イベントにおいて、同社のパーソナライゼーションプログラム「アド・ペルソナム(Ad Personam)」で仕上げられた特別なテメラリオを初公開した。
アート・バーゼル・マイアミビーチ 2025期間中、発表会場に選ばれたのは、モダンなデザインで知られる「1111リンカーン・ロード・マイアミビーチ(1111 Lincoln Road Miami Beach)」。発表会場には500名以上のゲストが集まり、アド・ペルソナムが誇る無限の可能性を示した特別なカラーリングと、洗練されたカラー&トリムを備えた「テメラリオ」のアメリカ導入1号車がアンベールされている。
発表イベントには、アウトモビリ・ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン、チーフマーケティング&セールスオフィサーのフェデリコ・フォスキーニ、さらにアウトモビリ・ランボルギーニ・アメリカのアンドレア・バルディCEOが出席した。
「このテメラリオアド・ペルソナムは、『真のラグジュアリーはパーソナライゼーションにある』という、ランボルギーニの哲学を体現しています。クリスタルペイントから、ハンドメイドで仕上げられたインテリアに至るまで、ランボルギーニだけが提供できる創造性とクラフトマンシップの深さを示しているのです」と、ヴィンケルマンCEOは胸を張った。
320時間を要したクリスタルペイント

今回、革新的なクリスタルペイントを実現するため、通常の工程に320時間ものハンドペイントによる塗装工程が加えられた。ヴェルデ・ショック(Verde Shock)、グリージョ・マート(Grigio Maat)、ネロ・ネメシス(Nero Nemesis)の3色を繊細に重ね合わせ、テメラリオのエアロダイナミクスを際立たせる芸術的なパターンを作り出している。
サーキット志向を持つカスタマーからの要望で、カーボンファイバーを広範に採用した軽量仕様「アレッジェリータ・パッケージ(Alleggerita Package)」を導入している。テメラリオは、イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼの本社工場で製造されており、カスタマーへの本格的なデリバリーは2026年第1四半期から開始される予定だ。
エクステリアに合わせたインテリア

インテリアはエクステリアと共通のデザインランゲージでまとめられており、グリージョ・オクタンス(Grigio Octans)のスポーツシートに、ヴェルデ・スキャンダル(Verde Scandal)のアクセントが加えられた。
クリスタルペイントのエッセンスとして、スタート&ストップ・フラップにはエクステリアと同じカラー処理が採用された。アド・ペルソナムによる特別なディテールとして、シートには「Temerario」ロゴ、リヤバルクヘッドにはランボルギーニのブル・エンブレムをレイアウト。また、アド・ペルソナム仕様をアピールする専用プレートもキャビン内に配置されている。
なお今回の発表イベントには、テメラリオに加えて、ランボルギーニの最新ハイブリッドシリーズ「ウルス SE」と「レヴエルト」も展示されている。
「ランボルギーニ テメラリオ アド・ペルソナム」を動画でチェック!

