TD04ターボ仕様で筑波1分5秒台をマークする本格派

トップシークレットの珍しいハイブリッドチューン!

最高速ジャンキーことスモーキー永田率いる“トップシークレット”が手がけたCR-Zの登場だ。

じつはこのマシン、心臓部をターボチャージャーでドーピングし、筑波サーキットで1分5秒台という驚異的なタイムをマークする激速チューンドだったりする。

LEAエンジンの排気量を考慮し、チョイスしたタービンはTD04H-15G。小ぶりなサイズにも感じるが、純正インジェクター容量に合わせた170ps(インタークーラーレス、ブースト圧0.3キロ)から、エンジンチューンを前提にした300ps仕様まで、ユーザーが求めるであろうチューニングの範囲をしっかりとカバーできるスペックだ。

デモカーのエンジン内部はコンロッドやブロックのピン加工などの強度アップを施している他、圧縮比を8.4:1まで落とし、高過給に対応するようセットアップ。圧縮を落とすと、LEAエンジンのキビキビとした持ち味が無くなってしまいそうだが、ピックアップに優れるタービンチョイスとセッティング技術でカバーしている。

ターボ化に合わせてエキゾーストチューンも敢行。メインパイプ60φのチタンマフラーはトップシークレットのオリジナル。ハイエンドマテリアル特有のヒートグラデーションが美しいの一言だ。

制御はフィードバック領域をfマネージ、それ以外の領域をeマネージアルティメイトと、トラストの電子パーツを使用。合わせてレブリミットも、ノーマルの6200rpmから7100rpmに引き上げられることで、よりフレキシブルな性能がもたらされている。

トラストのアイドリングストップキャンセラーも装備(写真の黒い電子パーツ)。スポーツ走行後のクーリングタイムなどで活躍してくれそうな製品でノーマル制御への復帰もできる便利アイテムだ。

増大したパワーを受け止める足回りは、オリジナルのスーパーダンパーを軸に徹底チューニング。ブレーキも330mmローターをセットしたオリジナルのキャリパーキットをインストール済みだ。ホイールはボルクレーシングVR.GII(F8.5J-18+44 R7.5J-18+43)、タイヤにはポテンザRE-11(F225/40-18 R215/45-18)をセットする。

ハッチバック車両の弱点であるリヤゲート周辺の剛性を手軽に補うチタンバーも装備。随所に、安心してアクセルを踏めるようにメイキングが施されているのだ。

ちなみにターボシステムは一時期トップシークレットからキット販売(約40万円)されていたが、現在は廃盤になっている。もしこの記事を読んでCR-Zのターボ化に興味を持ったオーナーがいたなら、トップシークレットにラブコールを送ってみてはいかがだろうか。

●取材協力:トップシークレット TEL:043-216-8808

「スモーキー永田、真の代表作!」トップシークレットGT300スープラの衝撃を再検証する

当時(90年代)の全日本GT選手権(JGTC)で活躍していたスープラからインスパイアを受けて開発した超ワイドボディキットを装備し、心臓部もGTマシン同様の3S-GTEへとスイッチ。公道を走れるレースカーという立ち位置でスモーキー永田が作り上げたのが、このトップシークレットGT-300スープラだ。(OPTION誌2002年2月号より抜粋)

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