ノーマルの完成度を踏まえた“+α”

完成度の高いFL5に、エイムゲインが示す次の一手。

強大なダウンフォースの獲得とCd値(空気抵抗)の低減を目指し、ホンダが作り上げたFL5型シビックタイプRのスタイリングは、ノーマル状態でも極めて完成度が高い。だがエイムゲインは、その完成形に甘んじることなく、まだ残された“余地”に着目。よりスポーティでありながら、大人の雰囲気をまとったFL5を目指し、専用エアロパーツを開発した。

角度によっては前上がりに見えるノーマルバンパーに対し、前方および下方へ張り出すフロントアンダースポイラー(FRP:7万7000円/カーボン:13万2000円)を設定。

張り出し量は前方へ約20mm、下方はセンター部で約20mm、サイド部で約15mmとされ、視覚的な低さと安定感を強調する。素材はFRPとカーボンの2タイプを用意する。

純正のサイドシルガーニッシュと交換装着するサイドスポイラー(FRP:11万円/カーボン:16万5000円)は、張り出し量と立ち上がりを拡大。地上高はあえて純正サイドステップと同等に抑えつつ、よりスポーティなイメージの演出に成功している。

リヤディフューザー(FRP:11万円/カーボン:16万5000円)は、大きく張り出した立体的な造形で存在感を主張。フィンはノーマルの垂直4本から、斜め6本へと変更されている。こちらも地上高の変化はほぼなく、単体装着にも対応する。

トランク後端に両面テープで装着するトランクスポイラー(FRP:4万9500円/カーボン:7万7000円)は、ダックテール形状を採用。FL5純正ウイングとの相性はもちろん、FL4に装着してシンプルなスタイルを構築することも可能だ。

リヤウイング(FRP:設定なし/カーボン:19万8000円)はドライカーボン製で、ステーは純正を流用。大型化されたウイングが、ハイパフォーマンスモデルらしい迫力を演出する。

リヤウインドウ上端に装着するルーフスポイラー(FRP:4万4000円/カーボン:6万6000円)は、整流効果も意識した形状を採用。こちらも両面テープによる装着が可能だ。

サイドミラーに被せて装着するエアロミラーカバー(FRP:設定なし/カーボン:6万6000円)は、純正ウインカーを生かした設計としつつ、形状を大きく変更。軽さと薄さを追求し、ドライカーボン製のみの設定となっている。

いずれのアイテムも、ノーマルのルックスを大きく崩すことなく、FL5が持つスポーツ性を的確に引き立てる仕上がり。エイムゲインのエアロパーツは、自分好みのFL5を作り上げるための有力な選択肢となるだろう。

各パーツは単体購入のほか、アンダーエアロ3点セット(FRP:27万5000円/カーボン:44万円)、フルキット(FRP:設定なし/カーボン:84万7000円)も用意されている。

●問い合わせ:エイムゲイン TEL:082-427-2334

「高機能エアロパーツもついに完成!」カンサイサービス流“450馬力仕様”シビックタイプRの全貌

吸排気チューニングとECU書き換えで392ps、HKS製インタークーラー追加で405psと、着実な進化を遂げてきたカンサイサービスのFL5型シビックタイプR。さらなる刺激を求め、次なる一手として選ばれたのはHKSのGT4845スポーツタービンキットだ。独自ノウハウを盛り込んだオリジナルECUによる現車セッティングで、ブースト1.8キロ時に453.7psを記録。走りと美しさを両立するオリジナルエアロとともに、FL5の可能性を次元の違うレベルへと引き上げた。

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エイムゲイン
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