伝説のコンプリートマシン14R-60のノウハウをフィードバック!

2026年春に数量限定のキットとしてリリースを予定!

この楽しさは、理屈じゃない。

「FRのスポーツマシンって、やっぱりこうでなくちゃ」。そう素直に思わせてくれたのが、ワークスチューニング試乗会でTRDが用意したZN6型86だった。操作に対する反応は驚くほど素直で、そのフィーリングはAE86にも通じるものがある。

TRDが掲げたコンセプトは“Re:EVOLUTION(=再進化)”。手頃になった中古車ベースで、もう一度モータースポーツを純粋に楽しむため、同社が着目したのはボディ剛性だった。

強化サスペンションアームや追加ブレース、メンバーやマウントのカラー類を組み合わせることで、あの伝説的コンプリートマシン「14R-60」に迫るねじり剛性を実現。これらのボディ補強パーツは、2026年春に数量限定キットとしてリリースされる予定だ。

水平対向2.0LのFA20エンジンは、変更点こそTRDマフラーのみだが、試作の2ウェイLSD、1・2速クロス化と3・4速強化を施したミッション、4.555のファイナルギアとの組み合わせにより、非力さを感じさせない走りを披露する。

インテリアでは、ホールド性に優れるフルバケットシートとサベルト製6点式ベルトを装備。本革シフトノブを含め、操作系の質感も引き上げられており、中古車のリフレッシュカスタムとしても有効なメニューだ。

エクステリアは、定番として支持を集めるTRDエアロをフル装着。足元にはボルクレーシングCE28(18インチ)とポテンザRE-71RSを組み合わせ、TRDモノブロックブレーキキットも投入されている。

14R-60で培ったノウハウをベースに仕立てられた今回のZN6は、スペック以上に“走りの質”で魅せる一台だった。補強キットの投入によって、中古車ベースでも確かな手応えが作れることを示した意義は大きい。

限定キットのリリースは2026年春。FRスポーツ本来の気持ちよさを、もう一度シンプルに味わいたい…そんな人にとって、ちょうどいい選択肢になりそうだ。

●問い合わせ:TRDコールセンター TEL:050-3161-2121

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