REGUIT

警察庁の発表によると昨年の車両盗難件数は6080件にのぼる。2025年は昨年を上回るペースで盗難が発生しているようだ。特に狙われる車両は、主に中東地域でリセール価値が高い高級SUV。なかでも今回紹介するレクサスLXはもっとも狙われやすい傾向にある。

そんな悪質な窃盗団から愛車を守るために、自動車メーカーは盗難対策を強化してきてはいるが、残念ながらメーカー純正セキュリティは即座に解析され、いとも簡単に突破される時代。

スマホから愛車のありかを追える！

そこで後付けのセキュリティシステムの登場だ。一般的なのは外部イモビライザーである電子的盗難防止機器だが、機器本体の価格も比較的高価。取り付けは盗難犯を欺くため、ダミー配線を配置するなど、二重三重の仕掛けが必要になるので、ノウハウのある専門店での作業になる。そのため工賃も高くなり、総費用は20万〜30万円が最低レベルだろう。

ここで紹介する自動車盗難時追尾追跡システム『REGUIT（リグート）』は、取り付け場所にもよるが工賃を含めてもほぼ10万円以内で取り付けできるセキュリティ。その名の通り、万が一車両盗難にあった時に愛車の位置をリアルタイムで発信し追尾追跡することができる。これは、愛車をいち早く奪還するための最後の砦と言っても過言ではない。GPSトラッカーに分類される製品だが、REGUITの性能は他社製品とは一線を画す。

取り付けは全国の取扱店で！

愛車の不審な移動を車載器が検知すると、即座にクラウドシステムに通知。通知を受けたシステムが移動状況から盗難の可能性があると判断した場合にはスマホの専用アプリにプッシュ通知が届く。その通知に反応しない場合、1分（時間変更可能）で音声電話が鳴り、その電話にも出なければ最大3回コールされる。この徹底した通知方法で迅速に、そして確実に、盗難の事実を知らせるのが特徴。

アプリ上では、盗難モード時は愛車の位置を5秒間隔というリアルタイムで逃走状況を表示。愛車が地下やトンネル内などGPSが届かない場所にいっても、GPSに加えグーグル位置情報、Wi-Fi情報や携帯基地局情報などを使い追尾追跡するので、愛車を見失うことはないという。このリアルタイムな現在位置と走行情報をもとに警察に通報することで、早急な愛車奪還の手助けにつながる。

ビーコンを追加購入すれば複数ユーザーを本体と連携可能

さらに、フェイスブックやXなどのポスト機能に対応した各種SNSに、愛車の画像や盗難場所、逃走経路とリアルタイム位置などの盗難情報を拡散できるので、市民警察が増え、車両確保の確率を上げることができる。

このように徹底的に愛車の位置をリアルタイムで通知することで無傷で愛車を奪還するのが目的のREGUIT。万が一、正常に動作し諸条件を満たしていたのに愛車を取り戻せなかった場合、機器購入費と契約期間中の通信料を全額返金する保証も付く。これもメーカーの自信の表れといえる。

プロショップ「UNIVERSAL」

高性能でコスパの良いREGUIT。その性能に惚れ込み、取り扱い店となっているのが札幌にあるユニバーサル。取り付け実績もあり、今回はその中の一台、LX570を紹介しよう。

PHOTO＆REPORT／木下琢哉（マイナーカラーコード）（Takuya KINOSHITA）
GENROQ Super SUV vol.2

■ 料金プラン（全て税込）

〈Sシリーズ〉
REGUIT-S088：本体 8800円／月額利用料 1980円
REGUIT-S168：本体 1万6800円／月額利用料 1680円
REGUIT-S248：本体 2万4800円／月額利用料 1280円

〈Rシリーズ〉
REGUIT-R360：本体＋1年間利用料 5万460円
REGUIT-R720：本体＋2年間利用料 6万1749円
1年追加利用料 1万2800円
2年追加利用料 2万2600円
※中古車販売店、セキュリティショップ、量販店さまへ
販売元のテクラでは代理店・取り扱い店を募集中。是非、お問い合わせください。

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