ランドクルーザーFJを彷彿させる新しいフェイス

GARAGE ILL(ガレージイル)は、スズキ「ジムニーシエラ/ノマド」用のワイルドなキットを発売した。

ガレージイルは、大阪を拠点とする日本のカスタム、エアロ製作ブランドだ。

同ブランドの小型オフロードカー向け最新フェイススワッピングキットは、ランドクルーザーFJのベースとなったトヨタの低価格ピックアップトラック「ハイラックスチャンプ」からインスピレーションを得ている。

ガレージイル スズキ ジムニー ワイルドなキット「CH:AMP」

スズキとトヨタの長年にわたるパートナーシップは、数々のリバッジコラボレーションを生み出してきたが、不動の人気を誇るジムニーはこれまで手つかずのままだった。しかし、日本のガレージイルは、大胆なフェイススワッピングキットを製作し、ジムニーにトヨタのスタイルを取り入れることを可能にしている。

「CH:AMP」と名付けられたフェイスキットは、トヨタの新型「ベイビー」ランドクルーザーFJのベースモデルとして広く認知されているハイラックス・チャンプ・ピックアップのアイデンティティを流用しているようだ。

ガレージイル スズキ ジムニー ワイルドなキット「CH:AMP」

フロントエンド「では、長方形のヘッドライト、角張ったグリル、2ピースのフロントバンパーを採用した新しいフェイスは、ランドクルーザーFJを彷彿させる。

各コンポーネントは、デモカーのワイドなフェンダーとコントラストを成すルーフにマッチするブラック仕上げとなっている。掲載の車両には、厚手のタイヤを装着した社外ホイールが装着されており、ローダウンスプリングにより車高が38mm(1.5インチ)下げられている。ダミーの牽引フックが、ショートラックらしい力強さを演出している。

インテリアでは、コニャックブラウンまたはチャコールブラックのレトロ調シートカバーが採用され、レザーと編み込みインサート、そしてリア収納ポケットが組み合わされている。

これらにより、グリルに「CHAMP」のエンブレムがなければ、この改造は、3ドアのジムニーシエラと5ドアのジムニーノマッドの両方に適合するが、ナローボディの軽自動車には適合しないという。また、パーツ単体でのご購入はもちろん、現在お乗りの車両にガレージイルで取り付けることも可能(取付工賃は別途)。さらに、新車や中古車をご注文いただき、装着した状態でご納車することもできる。

気になる価格は、ハロゲンヘッドライト付きの基本設定で360,800円、LEDヘッドライト付きで386,100円から。その他のアップグレードには、ローダウンスプリング(55,000円)、ダミー牽引フック(49,000円)、純正牽引フック(98,000円)などがある。バハスタイルのフォグランプセットは165,000となっている。

また、より迫力のあるスタイルを求める方には、頑丈なリアバンパー132,000円、スポーティなマフラー(66,000円)を用意、レトロなシートカバーは85,800円で提供される。

話題のランクルFJの発売は、2026年半ばに予定されているが、それまで待てない方におすすめかもしれない。