電動パーキングパーキングブレーキやオートブレーキホールドの採用が予想される

トヨタの人気コンパクトハッチバック、「ヤリス」が2026年2月に改良モデルを発売する見込みだ。

トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリス

4代目となる現行型ヤリスは、2020年に登場、2024年にはエクステリアデザインの一部を改良している。今回は、大掛かりな外観のアップデートはないと思われるが、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドなどの採用が見込まれる。また、電動パーキングブレーキの採用によりセンターコンソール横にスペースができ、新たにセンターアームレストが配置されるだろう。一方、自動駐車支援システム「アドバンストパーク」が廃止されるという情報もあるが、これはヤリスの強みであるコストパフォーマンスを維持するためと思われる。

また、ハイエンドグレードの「Z」のディスプレイオーディオが、8インチから10.5インチに拡大するなど、操作性が大幅に向上するようだ。さらにスマートフォンとの連携強化、Apple CarPlayやAndroid Autoへの対応のほか、ツートーンボディカラーは標準モデルでは廃止され特別仕様車「Z“URBANO”」のみの設定となり、ボディカラーに新色「マスタード」が設定されると予想される。

トヨタ ヤリスZ“URBANO”

さらに、「Z“URBANO”」のガソリンモデルには6速マニュアルトランスミッションが設定されるという情報もある。これは、走りを楽しみたい方には朗報だろう。

パワートレインは現行型と同様、1.0L直列3気筒ガソリンエンジン、1.5L直列3気筒ガソリン「ダイナミックフォースエンジン」、1.5L直列3気筒「ダイナミックフォースエンジン」+電気モーターのハイブリッドがラインナップされるはずだ。

ここで紹介したヤリスの一部改良モデルは、2026年2月20日の登場が予想される。

※本記事で掲載しているヤリスの写真はすべて現行型のものです。