充填中のバイクはモンキー125。12インチのタイヤと比べればそのコンパクトさがわかるだろう。

タイヤの空気圧管理は大切!なのはわかってはいるけど、ついうっかり忘れて出掛けてしまい、空気圧が低くて乗りにくい、なんて経験をお持ちのライダーも多いだろう。近くにガソリンスタンドがあればすぐに空気を補充することも出るが、都市部から離れた場所で空気圧不足になったら、タイヤにダメージを与えてしまうのはもちろん、安定した走行ができず危険な目に遭うこともある。また、ツーリング中などにパンクしてしまった時は、近くにガソリンスタンドがあってもバイクは対応してくれない場合も多く、バイクショップを探して長い距離を押して歩く羽目になることもある。そんな時、エアーポンプやパンク修理キットを携帯しておけば、いざという時に役に立つはずだ。

エアーポンプ本体のほか、充填用ホース(米式バルブようチャック付き)、4種類のバルブアダプター、USBケーブル2本(TYPE-C、TYPE-A)が付属。

スペシャルパーツ武川から発売された「eエアーポンプ」は、縦162mm、横68m、厚み45mmという超コンパクトサイズ。こんなに小さいのに最大350KPAまで加圧することができるので、バイクはもちろん、自動車、自転車にも使用可能。エアーを充填するチャック部分は、バイクや自動車用エアバルブの米式バルブはもちろん、一般的な自転車に採用される英式バルブ、ロードバイクやMTBに採用される仏式バルブにも対応するほか、各種ボール用のエアーニードル、浮き輪やキャンプ用エアーマットなどにも対応するエアーニードルも付属しているので、ツーリング先でも活躍する。また、高輝度LEDライトも内蔵しているので、夜間での作業や緊急時にも役立つ。さらにUSB-Cポートは出力も兼ねているので、モバイルバッテリーとしても活用することができる。

1WのLEDを装備。点灯のほか点滅機能もある。
夜間の作業でも明るく照らしてくれる。

エアー充填時はあらかじめ設定したエアー圧まで自動的に充填してストップしてくれるので、充填が終わるまで付きっきりになる必要もない。充填する車両や物に応じて4種類のカテゴリーから選択が可能。各モードともに初期値が設定されているが、数値は自由に変更が可能。カスタムモードにはメモリー機能を搭載しているので、前回設定した数値が記憶されているため、次回電源ONすればその設定のまま充填が可能になっている。充填時の音量も75dBから80dBと控えめだ。

自転車用アダプターも2種付属する。
エアーマットやビーチボールにも使える。

各モード設定

  • モーターサイクルモード:初期値200PKA、調整範囲100〜300KPA
  • カーモード:初期値220KPA、調整範囲180〜350KPA
  • バイシクルモード:初期値45PSI、調整範囲30〜120PSI
  • ボールモード:初期値8PSI、調整範囲4〜16PSI

eエアーポンプ

  • 製品サイズ:162mm×68mm×45mm
  • バッテリー容量:4000mAh
  • 充填時音量:75dB〜80dB
  • 入出力端子:USB-C
  • LEDライト:1W(点灯、点滅)
  • 価格:5940円

http://www.takegawa.co.jp