メルセデス・ベンツ、新型Sクラスベースのロボットタクシーサービスを開始

メルセデス・ベンツは、業界をリードするソフトウェア技術企業とのさらなる提携を推進し、自社のオペレーティングシステム「MB.OS」を導入している。現在は、自動運転車両のためのドライブソフトウェア「Nvidia Drive AV」プラットフォームをベースにした SAEレベル4 のロボットタクシーエコシステムの実用性が検証されている。安全性、快適性、最先端のテクノロジーを兼ね備えた新型Sクラスがロボットタクシーの雛形モデルに選ばれた。

メルセデス・ベンツは、北京の指定都市部道路および高速道路で、完全自動運転システム（SAEレベル4）の試験実施許可を取得した最初の国際自動車メーカーとなった。この試験では、将来の民間車両向け自動運転システムのハードウェアおよびソフトウェアがテストされる。このプロジェクトでは、完全自動運転におけるマルチセンサーの知覚調査、さまざまな条件下でのシステム性能をの検証、センサーによる環境知覚の統合などについて研究されている。テスト用のSクラスには試験用のLiDAR、レーダーセンサー、カメラを含むセンサーアレイが搭載されている。