スズキDR-Z4S……1,199,000円
Motor Fanをご覧の皆さん!初めまして!北向珠夕です。
父と兄の影響でバイクに乗るようになり、バイク歴4年、愛車はドラッグスター250ccです。
よく行くツーリングスポットは豊洲・お台場あたりで、あの辺は夜に眠れなくて「フラッと走りたいな〜」って時にピッタリなんですよね。
帰りには高円寺にある朝までやってるラーメン屋さんの味噌一でラーメンなんか食べちゃったりして…(笑)そしたら次の日に顔が浮腫んじゃって「はぁ…食べなきゃよかった…」って後悔して、でも「夜景綺麗だったし、明日からまた頑張るか〜」ってそんな日々の繰り返しです(笑)
日々をバイクに救われているそんな私なんですが、この度なんとSUZUKIさんからDR-Z4Sというバイクが新しく発売されたという事で、なんと試乗会にお邪魔してまいりました!
正直、読者の皆さんほどの専門的知識はございませんが、私なりに初心者の方でも楽しめるような試乗レポートを書いていきたいと思います!
まずは車体情報から!

雨の中に佇むDR-Z4Sは昔販売していた人気モデルのDR-Z400Sをパワーアップさせての再販どころか、新設計満載のモデルになっているのだそうです!
復活を望む声が絶えなかったとか…。確かに雨の中でもこの存在感を放つなんてかっこいいですね。こちらの車体の色が黄色なんですが、これがまさにSUZUKIカラーという感じで乗る前からワクワクさせてくれます!
DR-Z4Sはデュアルパーパスモデルというカテゴリに当てはまるバイクで、舗装路(オンロード)と未舗装路(オフロード)両方での走行を想定して設計されたバイクです。
オフロードでも走れるようにということで、私が驚いたのがタイヤの大きさです。

こちらの写真、奥のバイクが同じくSUZUKIさんから出たDR-Z4SMというオンロードバイクなのですが、DR-Z4SMと比べるとDR-Z4Sの大きさがよく分かります。安心感が半端なさそうなこの大きさ。
タイヤが大きい分シート高が高くてもしかして足がつかないのか…と不安になりましたがが、実際に跨ってみると…

思っていたより、足がつく!オフロード用の設計もされているので、跨った時の沈みがかなり効いている感じがしました。

足つきへの不安がないので、停止するタイミングが多いオンロードでも安全に止まれるし、激しい動きのオフロードでは軽やかな動きになるようにサポートしてくれそうで、さすが二刀流バイク!
車体のルックスで個人的にめちゃくちゃ好きなポイントがありまして……

このヘッドランプ、めちゃくちゃ小さくてカッコよくないですか!? スタイリッシュにも程がある…。こちらも新しくLEDライトを搭載させているようで、バンク時にも広範囲で効率的な配光が実現できているそうです。
普段、アメリカンに乗っている自分からしたら、こんなに小さいランプは新鮮でした!

真正面から見てみるとより小ささが伝わりやすいかと思うのですが、これでいてしっかりと性能が高いから驚きです。
さて、それでは実際に乗っていきます!その前に…実は私はオフロードの経験が非常に乏しく…過去一度だけ走ったことがあるのですが、盛大に転けまして…実はそれがトラウマレベルの恐怖心を抱きながらの試乗への挑戦なんです。
しかもこの日は生憎の雨…。転ばずに走ることが出来るのか…。
試乗スタート!

走り始めはやっぱり正直怖くて、先導してくださるインストラクターさんの後ろを速度20kmくらいで着いていくのがやっとでした。
基本は1速で走り、カーブを曲がる時なんかは時速10kmくらいでかなりゆっくり…こんなにゆっくりだと流石にエンストしてしまうのではないか…とビクビクしながら曲がっても「あれ?エンストしない…」普通のバイクなら絶対にこの速度はエンストしてるのに。
ここら辺で少し安心感が出てきたのですが、オフロード自体に慣れていないので、大きな砂利を避けられず、避けようと思えば思うほど寄っていってしまうという…

みてください…この不安そうな表情(笑)
走行中も地面ばかり見ていて、完全にオフロード初心者丸出しだったんですが、大きな石に乗ってしまい…「あ、やばい流石に転ぶ…」と思って、受け身を取ることも脳内で考えて、視界がスローモーシーションになり転ぶ確定演出が揃って思わず目を瞑ってしまったんですが、パッと目を開けると、何故か身体はしっかりとDR-Z400Sの上に乗って運転し続けている…。
「え?なんか持ち直した…」と車体がバランスを勝手に保ってくれているんです!
これは完全に新感覚。オフロード2回目の私の運転技術が急に上がることは考えられないので、DR-Z400Sの性能の高さのおかげです。
性能とかに詳しくない私からすると、まるで魔法のような感覚でした。
20分間くらいコースをぐるぐると走ったのですが結果、一度も転ぶことなく終わることができて、これはまさに【転ばせてくれないバイク】だなと思いました。
安心感が尋常じゃないんです。これはなんと言葉で表現すば良いのか…。
「転びそう…。あれ?転ばない!」のずっと繰り返しで、走れば走るほど、緊張感がどんどん緩和されていくんです。
このバイクならオフロードにも挑戦してみたいかも!思わされ、終わる頃には「もっと乗りたいのに!」と乗る前の恐怖感を考えられないくらい乗ることを楽しんでいた自分がいました。
そして…
このDR-Z400Sにはなんと、電子制御システムも備わっているんです。

正直私はパネルを操作する余裕すらなく、ノーマルモードでの走行だったんですが、ノーマルでも安定感抜群ということは電子制御を攻略できたら更に楽しめる!これは上級者の方が乗ったらもっともっと楽しめると思います。
いやぁ、それにしても楽しかった。
というわけで今回はSUZUKIさんから新発売のDR-Z4Sに試乗させていただきましたが、初心者を転ばせないほどの安定感と盛り沢山の性能で、初心者の方も上級者の方も楽しめるバイクなんだなとしみじみ思いました!
オフロードに挑戦してみたい方や、もっと高みを目指したい方にぴったりなバイクです!
気になった方はぜひ乗ってみてください!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
主要諸元
車名:DR-Z4S
型式:8BL-ER1AH
全長×全幅×全高:2270mm×885mm×1230mm
軸間距離:1490mm
最低地上高:300mm
シート高:890mm
キャスター/トレール:27°30′/109mm
エンジン形式:水冷4ストローク単気筒
弁形式:DOHC4バルブ
総排気量:398cc
内径×行程:90mm×62.6mm
圧縮比:11.1
最高出力:28kW(38ps)/8000rpm
最大トルク:37N・m(3.8kgf・m)/6500rpm
始動方式:セルフスターター
点火方式:フルトランジスタ
潤滑方式:圧送式ドライサンプ
燃料供給方式:フューエルインジェクション
トランスミッション形式:常時噛合式5段リターン
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
ギヤ・レシオ
1速:2.285
2速:1.733
3速:1.375
4速:1.090
5速:0.863
1・2次減速比:2.960・2.866
フレーム形式:セミダブルクレードル
懸架方式前:テレスコピック倒立式φ46mm
懸架方式後:リンク式モノショック
タイヤサイズ前:80/90-21
タイヤサイズ後:120/80-18
ブレーキ形式前:油圧式シングルディスク
ブレーキ形式後:油圧式シングルディスク
車両重量:151kg
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:8.7L
乗車定員:2名
燃料消費率国交省届出値:34.9km/L(2名乗車時)
燃料消費率WMTCモード値・クラス3-1:27.7km/L(1名乗車時)
