業界人コラム 中国戦闘機が自衛隊戦闘機にレーダーを照射――いったい何が問題? 元自衛隊幹部に聞いた【写真・5枚目】 J-15戦闘機は、ソ連/ロシア製Su-27を国産化したJ-11をベースに艦載機化したもので、現在の中国空母航空隊の主力を担う。写真は最新型の「J-15T」で電子装備などが大幅に改良され、「AESAレーダー」を搭載している(写真/筆者) 統合幕僚監部が7日に発表した「遼寧」艦隊の航路。宮古海峡を通過し、6日に沖縄本島南方でJ-15戦闘機を発艦させた。公海上ではあるが日本の防空識別圏のど真ん中であり、航空自衛隊那覇基地よりF-15J戦闘機が緊急発進し、対領空侵犯措置にあたった(画像/統合幕僚監部報道発表) 2020年に自衛隊が撮影した空母「遼寧」。中国初の空母として2012年に就役した。2016年には初めて宮古海峡を通り太平洋に進出し、以後2番艦「山東」も含めて、たびたび太平洋の展開している(写真/統合幕僚監部報道発表) 広東省珠海で開催されたエアショーに地上展示されたJ-15T。折り畳まれた翼には中射程空対空ミサイル「PL-12」が装備されている(写真/筆者) 昨年の珠海エアショーでは、空母の甲板を模したディスプレイの上に、最新鋭のJ-35ステルス戦闘機を始め、J-15などの大型模型が展示され、中国の海洋進出への意欲を感じさせた(写真/筆者) この画像の記事を読む