HVは街乗り重視の走行性能 ターボは快活かつ力強い走り

トヨタのSUVで最も廉価かつコンパクトな5ナンバーモデルがライズ。パワーユニットはすべて3気筒で1.0ℓターボ(4WD)、1.2ℓ自然吸気(FF)、そしてWLTCモード燃費28.0㎞/ℓを誇る1.2ℓエンジン+モーターのHV(FF)が揃う。

エクステリア

SUVらしい角張ったフォルムにより、広い室内と荷室を実現。運転しやすい5ナンバーサイズというのもうれしい。撮影車の「Z」系は17インチアルミホイールやシーケンシャルターンランプ付きLEDヘッドランプなど装備も充実。最小回転半径は5.0m。

前席優先パッケージながらガソリン車のラゲッジルーム容量、使い勝手は文句なく、アウトドア派にも好評。ガソリン車で180万700円(「X」)〜、ハイブリッド車で226万3800円(「G」)〜という買いやすい価格設定にも注目。e-SMARTと呼ばれるHEVシステムはトヨタTHSではなく、ダイハツ(兄弟車のロッキー)由来のエンジンが発電を担い、駆動は100%モーターで行なう。

インストルメントパネル

インパネは左右非対称デザインで、メーカーオプションの9インチディスプレイオーディオは運転席側に傾けられている。「Z」系と「G」系はデジタルメーターやオートエアコン、シルバー塗装の加飾などでアップグレードされている。

しかしながらAC100V/1500Wコンセントもオプションで用意しているからアウトドア、災害時に役立つ。HEVの走行性能は出足から電動車ならではのスムーズさ、街乗りでの走りやすさに貢献するレスポンスの良さとスマートペダルによる1ペダルドライブの扱いやすさ、巡航時の静かさ、そしてこのクラスとして合格点と言える乗り心地など、全体的なまとまりの良さが美点と言える。

居住性

最も活発な走りが可能な1.0ℓターボはアイドリング中こそ3気筒感が目立つものの、走り出せば想定外にスムーズでトルキー。乗り心地は「Z」の17インチタイヤだとやや硬め。それ以外の16インチタイヤ装着車であれば快適性は上々だ。

うれしい装備

自動ハンドル制御で駐車をアシストするスマートパノラマパーキングアシストを「Z」系と「G」系にオプション。縦列駐車にも対応している。
月間販売台数    6308台(24年11月~25年4月平均値)
現行型発表     19年11月(新エンジン追加 21年11月)
WLTCモード燃費   28.0 ㎞/ℓ※ハイブリッド車

ラゲッジルーム

フットワークは全車、安定感が高く、気持ちの良い走りを披露する。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」の再構成です。

「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」モーターファン別冊 統括シリーズVol.168|最強のクルマバイヤーズガイド【モーターファン別冊 ニューモデル速報】公式サイト

モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」/2025年6月3日発売。

http://motorfan-newmodel.com/integration/168/