受賞した「マットパールホワイト」はホワイトとブルーの2色の偏光パールを組み合わせた、量産車ではほとんど例のない挑戦的なカラー

オートカラーアウォードは、モビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価する顕彰制度。1998年からはじまり、今年で27回目を数える。
2014年から四輪車以外の車両が応募可能になり、このたびヤマハ発動機は2017年のグランプリ、2015年、2016年、2023年の特別賞に続き、5度目の受賞となった。

今回受賞したカラー「マットパールホワイト」は、ホワイトとブルーの2色の偏光パールを組み合わせた、量産車ではほとんど例のない挑戦的なカラー。光の角度や時間帯によって表情を変え、非日常感を演出する。
●受賞理由
「『一目ぼれの方程式』というテーマを的確に体現し、デザイナーが企画段階から深く関わったというプロセスが完成度の高いデザインを生み出している。デザインコンセプトがしっかりとお客様に届き販売実績に現れていることも評価された。一般審査員、自動車色彩分科会審査員、ACA審査員、全てで1位という結果で、誰もが納得する美しさと新しさをもつカラーリングは、グランプリにふさわしい」

同社ではこの「マットパールホワイト」について、このようにコメントしている。
「マットパールホワイトは、『一目ぼれの方程式=大胆×洗練』をテーマに、企画とデザインを一体化した新しい開発プロセスで誕生しました。Z世代の価値観調査から、強烈な個性と自己表現を重視した偏光色『ブルートラベル』と『スノーシェード』を採用。造形に合わせた配色や新しいロゴ、マット仕上げなど細部までこだわり、従来の枠を超えたデザインで、国内外で高い支持と販売実績を達成しました。挑戦が革新を生み出した事例です」
