TMNAとFEFは、現行の燃料電池車(FCEV)ドライバー向けのインフラ強化と、現行および次世代FCEV向け水素充填ネットワークの拡充を目指す。ファーストエレメント・フューエル社(FEF)は、燃料電池電気自動車(FCEV)ユーザー向けに安全で信頼性の高い小売水素を供給するため、2013年にカリフォルニア州で設立された企業だ。同社は、カリフォルニア州全域38カ所に92基の小売水素充填設備を有している。

カリフォルニア州ガーデナに拠点を置く、トヨタの水素燃料電池技術の開発拠点「トヨタ水素本部(H2HQ)」は、ミシガン州およびテキサス州のトヨタ研究開発拠点、ならびに日本および国際的な事業部門と連携し、エネルギー自立、イノベーション、人・物・エネルギー・情報の移動を実現するゼロエミッション燃料電池技術の開発に取り組んでいる。