人気の個性派ミニバンはよりタフにアップデート!

2007年に誕生し、その広い室内と高い走破性からアウトドア志向派から幅広く支持を集めてきたデリカD:5。現在のSUVブームを力強く牽引した立役者のひとりでもあり、特にファミリーで外遊びを楽しみたい人にとっては、もはやど真ん中の選択肢となった印象だ。そんなデリカD:5がついに大幅刷新を実施。JMS2025で発表されたプロトタイプを経て、今冬での発売開始がほぼ確実となってきた。

あらゆる路面での走破性と操縦安定性を向上させた新型デリカD:5は、特にエクステリアの力強さが増している点に注目。ワイルドなブロックパターンを取り入れた前後バンパーはシンプルながらもパワフルで、エッジ感が強められたフロントグリルもアグレッシブ。高い走破性を予感させるボディサイドのホイールアーチモールも特徴的で、デリカのロゴをあしらったリアガーニッシュなどで洗練度を引き上げた点もスタイリッシュだ。

ボディカラーも人気のソリッド調グレーに、ブルーのハイライトが効くムーンストーングレーメタリックを組み合わせた2トーン色を始め、モノトーン4色と2トーン5色という多彩なバリエーションを準備。この豊富なボディカラーを生かし、カラーコーデで魅せるのも手だ。

エクステリアはデザイン的な完成度が高いため、カスタムはやはり足まわり中心か。ただしギア感とプレミアム性が増したインテリアに関しては、シンプルな分、魅せる要素をプラスしていくとより映えるビジュアルになってきそうな予感大。エクステリアはシンプルに、インテリアは大胆に。ボディ色に合わせた差し色などもうまく取り入れれば、かなり遊べる一台。カスタマイズのベースカーとしての人気継続は間違いない。

MITSUBISHI DELICA D:5(三菱・デリカD:5)
今回の改良では特にエクステリアの力強さ感が向上。ブロックデザインを採用したフロントはタフなギア系の印象をダイレクトに演出。キレを増した「DELICA」の英字が入ったフロントグリルも先進的かつ精悍だ。
ボディサイドのホイールアーチモールはメカニカル。映えるデザインだけにカスタム時もここは生かしたい。リアガーニッシュには車名ロゴが。リアバンパーも力強いブロックデザイン。
四輪を自在に制御するミツビシの車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用し、悪路走破性の向上と優れた直進安定性、確かな操作性をバランスさせた新型D:5。下り坂でも車速を保てるヒルディセントコントロールも搭載だ。
MITSUBISHI DELICA D:5(三菱・デリカD:5)

近未来SUVのPHEVも気になる

ミツビシではJMS2025にて電動クロスオーバーSUVのコンセプトカー、エレバンスコンセプトも世界初披露。クルマで過ごす時間の上質さを追求したモデルなのだが、その滑らかでシームレスなスタイリングは近未来感バツグンで要注目だ。サイバーな見た目もさることながら、PHEVシステムの大容量バッテリーを生かし、牽引するトレーラーと組み合わせることで旅先での滞在をグランピング感覚で楽しむ、という使い方まで想定されているのが超オモシロイ。AI Coドライバーが未知の場所への冒険をサポートするなど、ラグジュアリーなアドベンチャーを堪能できる仕掛けに注目だ。

ELEVANCE Concept(エレバンスコンセプト)
ELEVANCE Concept(エレバンスコンセプト)
ELEVANCE Concept(エレバンスコンセプト)

三菱「デリカD:5」の次期モデルを発見!? 3ピース構造のフルLEDテールランプが未来感にあふれ衝撃的だったヴァレンティ・ブース!

デリカD:5専用設計! サイド&リアウインドウに設置する、画期的収納ケースが爆誕

・ラゲッジの空間を確保しながら収納スペースを拡大 ・クォーターガラスの形状に合わせた収納バッグ ・SUPボートの技術を応用したベッドマットが超快適

厚さ80ミリ! 完全フラットで寝心地も抜群! デリカD:5専用の車中泊ベッドキット

お久しぶりのキャンプギア企画です。キャンプは色々とギアを揃えないとできないと思ってませんか? もちろんあれば楽しさが増していきますが、 車中泊前提ならば、焚き火台とチェア位でも十分楽しいのです。これからの季節なら寝袋だって簡易的なものでもOK! 今回は「車中泊のすすめ」と題して、車中泊コンプリートカーや必携ギアを紹介します。

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2026年1月号 No.361 より