「こどもといっしょに」歩み続けてはや30年

ステップワゴンの初代は1996年5月に発売され、来年2026年5月に誕生30周年を迎える。
初代ステップワゴンは、当時のシビックをベースに、クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)第3弾として生まれ、ヒット中だった第1弾の初代オデッセイ、第2弾の初代CR-Vとともにこちらもホームランを飛ばし、ホンダ大躍進を後押しした。
初代ステップワゴンの宣伝フレーズ「こどもといっしょにどこいこう」は、以後の代の宣伝でもときおり使われている。

いま販売中のステップワゴンは6代目で、標準型のAIRシリーズ、エアロパーツを身にまとったスパーダシリーズの2本立てだが、来年迎える30周年を見据え、それぞれのシリーズに「ステップワゴン e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」「ステップワゴン e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」が発売された。

STEP WGN e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車
STEP WGN e:HEV SPADA 30周年特別仕様車

いずれも2列目シートヒーターやマルチビューカメラなど、「家族のための快適・安全装備」が加えられ、ミニバンの基本価値をさらに強化したという。

特別装備内容と車両価格は以下のとおり。

これらの中でおもしろいのは「30周年専用 STEP WGN タグ」「30周年専用エンブレム」で、後ろのエンブレム、シートタグに入れる車名ロゴが、初代「STEP WGN」のロゴデザインをモチーフになっている。
これは周年記念の特別仕様車ならではのもので、30年前におとうさんのクルマが初代ステップワゴンだった、あのときの「こども」がいまこの特別仕様車を購入し、そのロゴで「こども」時代をを思い出したら、次は自分が「こどもといっしょにどこいこう」と考える番だ。

■30周年特別仕様車「STEP WGN e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」「STEP WGN e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」

【主な特別装備】

・マルチビューカメラシステム
・後退出庫サポート
・LEDルームランプ
・2列目シートヒーター
・アダプティブドライビングビーム
・30周年専用 STEP WGN タグ
・30周年専用エンブレム

初代ステップワゴンの「STEP WGN」ロゴをモチーフにした、ステップワゴン特別仕様車の車名エンブレム
シートタグ(ステップワゴン AIR)
シートタグ(ステップワゴン SPADA)

【車両本体価格】 

・STEP WGN e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車 : 409万8600円
・STEP WGN e:HEV SPADA 30周年特別仕様車 : 415万9100円