広く使いやすい室内空間、多様な荷物を収納できる積載性を実現するとともに、快適な乗り心地と高い静粛性、優れた燃費性能と力強い走りを両立

プロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した小型車を中心としたマレーシア第2の国民車メーカー。2006年から2024年まで19年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得し、2024年には過去最高となる35万8000台を販売した。2021年3月に発売したコンパクトSUV「Ativa(アティバ)」を皮切りに、DNGAモデルへの刷新を進め、2022年7月に「ALZA(アルザ)」、2023年2月に小型乗用車「AXIA(アジア)」を発売し、今回の新型「トラズ」がマレーシアにおけるDNGA第4弾商品となる。

「トラズ」は、コンパクトMPV「アルザ」と共通となるDNGA Bセグメント用プラットフォームを採用。ゆとりある広くて使いやすい室内空間、多様な荷物を収納できる積載性(荷室容量は471L)を実現するとともに、快適な乗り心地と高い静粛性、優れた燃費性能と力強い走りを両立している。

ボディサイズは全長4310×全幅1770×全高1655mmで、ホイールベースは2620mm。106ps/138Nmを発する1.5L直列4気筒エンジンにCVTを組み合わせ、前輪を駆動する。MDCモード燃費は21.3km/Lだ。

デザインのコンセプトは「Energetic & Fusion」で、マレーシア独自のスポーティなスタイルに仕上げ、SUVらしい力強いスタイリングと車格感を実現。快適さと使い易さを追求した装備を装着しながら、国民車に相応しい求めやすい価格としている。

安全性能については、ASEAN NCAP(※)の安全評価で最高ランクの5つ星を獲得。さらに、自動車事故を未然に防止する衝突回避支援システムや運転支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」などの充実した先進装備を採用し、ユーザーの安全・安心への要望に応える。
※New Car Assessment Program for Southeast Asian Countries(ASEAN地域の新車の安全性能を評価するプログラム)