
カワサキ・Z900RS SE……1,837,000円(消費税10%を含む)
Z900RS SEは、Z900RSシリーズの中でも“特別感”をしっかり味わえるハイグレードモデルだ。足まわりや装備が強化され、見た目も中身もワンランク上の仕上がりとなっている。
まず注目したいのがフロントブレーキ。ブレンボ製M4.32ラジアルマウントキャリパーにφ300mmディスクを組み合わせ、マスターシリンダーはラジアルポンプ式。ステンレスメッシュホースも採用され、タッチの良さと安心感のある制動力を両立している。
リヤサスペンションにはオーリンズ製S46ショックを装備。大型ピストンとガスチャンバー構造により、路面をつかむような安定感と快適な乗り心地を実現する。リモートプリロードアジャスターが標準で付いているのも特筆点だ。
装備面も抜かりない。SEモデル専用として、USB Type-C電源ソケットを標準装備。さらに、ミツバサンコーワ製のGPS対応・前後2カメラドライブレコーダーまで最初から備わる。普段使いはもちろん、ツーリングでも心強い仕様だ。
外装にはZ1の象徴ともいえるファイヤーボールパターンを採用。2018年モデルのグラフィックをベースにしながら、オレンジの彩度と明度を高め、メタリックブラックと組み合わせることで、SEらしい存在感を際立たせている。
フロントフォークはゴールドカラーのアウターチューブを採用。オーリンズロゴ入りプレートや、「RS」部分を赤く仕上げた専用サイドカバーエンブレムなど、細かい部分までSE専用の演出が効いている。
エンジンは900ccクラスの水冷4ストローク並列4気筒。電子制御スロットルバルブ(ETV)を採用し、街中では扱いやすく、高回転ではしっかりスポーティ。Z900RSらしい走りの気持ちよさは健在。
2026年モデルのZ900RSシリーズでは、ボッシュ製IMU(慣性計測装置)を搭載。KCMF、KTRC、ABSなどの電子制御が連携し、走行シーンに応じて自然にライダーをサポートしてくれる。
クイックシフターはアップ/ダウン両対応のKQSを標準装備し、オートブリッピングにも対応。さらに、エレクトロニッククルーズコントロールも搭載され、高速道路での巡航がぐっと楽になる。
スマートフォン連携機能「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」にも対応。音声コマンドやナビ機能は有償ライセンス制だが、新車購入時には納車から1年間、無償で使えるのもポイントだ。
Z900RS SE 主要諸元と価格

モデル情報と発売日
車名はZ900RS SE(カワサキケアモデル)、モデルイヤーは2026年。型式は8BL-ZR902Aで、ETC2.0を標準装備する。発売予定日は2026年2月14日。
メーカー希望小売価格は183万7000円(消費税10%込み)で、保険料や登録諸費用は含まれない。販売はカワサキプラザ限定となる。
主要諸元/
⾞名: Z900RS SE(カワサキケアモデル)
マーケットコード: ZR902BTFNN
モデルイヤー: 2026 年
型式: 8BL-ZR902A
型式指定・認定番号: 21573(認可通知⽇︓令和7年12月17⽇)
エンジン型式: ZR900SE
類別: 0011
メーカー希望小売価格(※カワサキケア、ETC2.0含む):
1,837,000円(本体価格1,670,000円、消費税167,000円)
カラー(カラーコード): メタリックスパークブラック(BK1)
発売予定⽇: 2026年2月14⽇(土)
情報解禁⽇: 広告・ホームページ・掲示物など[2025年12月19⽇(⾦)13時00分より]
カタログ発⾏予定⽇: ※別途ご案内いたします。
※メーカー希望小売価格は消費税を含む参考価格です。価格には保険料、税⾦(消費税を除く)、登録等に伴う諸費⽤は含まれません。
※当モデルは⼆輪⾞リサイクル対象⾞両です。価格には⼆輪⾞リサイクル費⽤が含まれます。
※当モデルはABS装着⾞です。
※当モデルはETC2.0標準装備⾞です。
※当モデルの販売はカワサキプラザのみとさせていただきます。
※当モデルは「カワサキケアモデル」です。
「RIDEOLOGY THE APP」について
https://www.global-kawasaki-motors.com/kawasaki_connect/jp/mc.html
装備内容一覧

Z900RS SE(ZR902BTFNN)※画像は実際のモデルと仕様が異なる場合があります。

■アクセサリーパーツ一覧表



