マツダは、2027年からタイで年間10万台規模のSUVを生産する計画を発表しているが、ブランド最小SUV「CX-3」後継モデルもここで生産、日本を含む世界へ出荷される予定だ。
現行型となる初代CX-3は、2015年に発売。これまで2度のメジャーアップデートがなさているが、いよいよ11年振りにフルモデルチェンジされると予想される。

マツダ CX-3

予想されるエクステリアだが、フロントエンドは、存在感のあるLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトとグリル、また大柄にデザインされたアンダーグリル一体化し、スポーツSUVらしい顔つきに変貌。サイドも余計なキャラクターラインをなくし、面の流れで上質さを演出している。四輪の張り出しは、ワイド感をアピールするとともにSUVらしい極太の足回りをアピールするなどのデザインが予想される。

マツダ CX-20 次期型 予想CG

パワートレインは、電動化が加速しそうが。ロータリーエンジンを発電用に使う「ロータリーEV」(PHEV)をメインに、1.5L直列4気筒+48Vマイルドハイブリッドをラインナップ、遅れてBEV投入も噂されている。ロータリーEVでは、17.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、EV航続は約100kmと予想されている。

マツダ MX-30 ロータリーEV

量産型は、開発プラットフォーム「SKYAXTIV-VEHICLE ARCHITECUTRE」を採用しボディサイズが拡大、全長は約50mmストレッチされ、全幅、全高も若干拡大、クーペルーフの採用などにより、兄貴分「CX-30」とは明確に差別化されそうだ。

マツダ CX-30 20Sレトロスポーツエディション

キャビン内には、12.3インチのフルデジタルインストルメントクラスター、10.25インチのインフォテインメントディスプレイを搭載、Apple CarPlay/Android Autoに対応する。

CX-3後継モデルの車名は「CX-20」が有力視され、2026年にワールドプレミア、2027年前半に日本発売予定だ。気になる価格は、エントリーモデルが250万円〜、ロータリーEVが400万円〜と予想される。