アウディ、3拠点目となるアウディ・チャージングハブをドイツ・デュッセルドルフに開設

技術的ハイライト

アウディのデュッセルドルフにおける最新のAudi charging hubは、スマートなエネルギーソリューションに重点を置き、充電時間中の付加価値として、飲食サービス、トイレ、EUREFキャンパスに拠点を置く企業のショールームへのアクセスを提供している。デュッセルドルフの新しいチャージングハブは、最大400 kWの充電能力をもつ4つの急速充電ポイント（HPC）を実装している。革新的なスウィブルアームによって、充電ケーブルの重量が約60％軽減され、身体的な制約のある方が充電をする際にも、シンプルでアクセスしやすいよう工夫されている。ディスプレイは高さ調整が可能で、十分な取り回しスペースが確保され、快適な充電体験が約束される。

アウディは、アウディチャージングハブにおいてモジュラー建設コンセプトを採用し、柔軟な設置とサステナブルな運用を可能にしている。モジュラー設計によって建設期間を短縮できることに加え、大規模な基礎工事や舗装面を追加することなく、いつでも新しい場所へ移動することができる。エネルギー貯蔵装置には、テスト車両で使用したセカンドライフバッテリーが再利用される。これらは一時的に電気を蓄えるバッファストレージとして機能し、電力網への負荷を軽減する。デュッセルドルフでは、約1 MWhのエネルギーが利用可能で、これは最大60台の車両を連続で充電できる出力が確保されている。