ディーゼルの使い勝手が向上 度重なる改良で常に最新仕様

CX-3が初登場したのは2015年2月ということで、もはや10年選手なのだが、毎年商品改良を重ねており、最新モデルは23年9月に改良されたものとなる。どんどん改良されていくため、買いどきがわかりにくいという声も聞こえてはくるが、これも最新の良いものを最短でユーザーに届けたいという、メーカーの姿勢の表れなのだ。
エクステリア




おかげで、10年を経てもひと昔前感は皆無。最新モデルは、センターディスプレイが8.8インチに大型化され、コネクティッド機能の充実も図られた。利便性と安全性が高く、物足りなさはまったくない。また、10年間ずっと売れ続けている理由のひとつとしては、適度なボディサイズもあるだろう。全長4275㎜×全幅1765㎜×全高1550㎜のサイズは、近年どんどん大型化していくライバルたちと比べ、貴重なもの。大き過ぎず、小さ過ぎず、そして大抵の立体駐車場にも入るため、街中での日常使いから、長距離の休日ドライブまで、これ一台あればこなせるというオールマイティ性がメチャクチャ高いのだ。
乗降性


そして、マツダと言うとデザイン性能の高さが挙げられるが、当然そこも抜かりない。女性の立ち振る舞いを美しく魅せることにポイントを置いて開発されたという経緯があり、それは結果的に使いやすさにつながっていて、ヒップポイントの高さなども良い塩梅で、乗り降りからしてエレガントに決まる。ガソリン車、ディーゼル車ともに特別仕様車として設定された「ヴィヴィッドモノトーン」は、色彩を抑えシックにまとめながらも要所に大胆な柄や素材が取り入れられたモデル。エクステリアは、テーマカラーのエアログレーメタリックの上下をブラックで引き締めている。結果、よりクーペSUVスタイルが強調されオシャレ度満点だ。
インストルメントパネル

インテリアもスポーツウェアをイメージし、ドット模様の青味のあるグレーの中に、差し色として空調ルーバーやステッチにカッパー色があしらわれていたり、シートもヴィーガンレザーとも言われ最近流行っている人工皮革を使用。スエード調のリッチな肌触りと滑りにくさを両立するなど、見た目と機能性の融合が図られているところにも、マツダ流のこだわりが垣間見える。
居住性


エンジンのラインナップは、1.5ℓガソリンと1.8ℓディーゼルがあり、それぞれ6速ATと組み合わされ、FFと4WDが用意される。残念ながら時代の流れでMTモデルはなくなってしまったが、2ペダルでも十分に人馬一体感が味わえる。最新の進化はディーゼルエンジンモデルで、出力の向上に加え、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御が組み込まれ、特にアクセルを踏み始めた瞬間の応答が大幅に改良されている。
うれしい装備






月間販売台数 656台(24年11月~25年4月平均値)
現行型発表 15年2月(商品改良 23年9月)
WLTCモード燃費 20.0㎞/ℓ※「XD Touring」のFF車

ラゲッジルーム


ストップ&ゴーが多い街中はもちろん、高速道路での合流や追い越しなどでも、より思いどおりのパワーを得ることができるようになり、気持ち良い操作感と、ゆとりあるドライブが楽しめること請け合いだ。特に長距離ドライブでは、トルクの太さが運転の負担を軽くし、疲労度軽減にもつながってくるので、行動範囲も広げてくれそうである。


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